色、いろいろの七十二候

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小雪の色

サザンカに積もる雪
冬の雀

画/柴田美佳

小雪

(しょうせつ)

11/22 ~ 12/6
小雪がちらつき始めるという意味。北海道や東北などでは降り始めます。関東や東海以南ではまだ降りませんが、日差しは弱くなり、紅葉が散りはじめます。次第に冬らしさを感じられるようになる頃です。

こよみの色

すないろ
砂色

砂のような灰色かかった薄い黄色。日本の海岸に広がる平均的な砂の色をさす。
  • 虹蔵不見(にじかくれてみえず)

    11/22 ~ 11/26
    冬の空

    北国や山間部ではチラホラと雪が降り始めました。「虹蔵不見」とは、以降7ヶ月間、日の光が弱まって虹が見えなくなる頃をいいます。虹は、水滴がプリズムの役割を果たし光が分解され、赤から紫までの光のスペクトルが並ぶ現象です。

    こよみの色


    枯草(かれくさ
    )

    枯れた草のような薄い茶色。平安時代の襲(かさね)の色目に冬の色として枯野枯色がある。近代、通俗的に枯色が枯草色と呼ばれるようになった。

    チンゲンサイ
    季節の一皿
    晩秋に美味しい青梗菜

  • 朔風払葉 (きたかぜこのはをはらう)

    11/27 ~ 12/1
    落ち葉

    上州、筑波、遠州といえば、「空っ風」。天気続きの日に吹きすさぶ山越しの乾いた北風(冬に吹く北西方向からの季節風)です。日本海を渡る時には水分を持ち込んで脊梁山脈にぶつかり、日本海側に多くの雪を降らせ、山を越えた太平洋側では、乾燥した風になります。

    こよみの色


    芥子(からし
    )

    カラシのような茶色がかった黄のこと。近代に生まれた新しい色の名で、男女問わず衣料品の色として好まれた。

    つくね
    季節の一皿
    蓮根入り鶏つくね鍋

  • 橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

    12/2 ~ 12/6
    橘

    「師走」は、この月、お坊さんが忙しく走り回るところからの意。「極月」「暮来月」「年積月」「春待月」等は、この月の異称です。英語のDecemberは「10番目の月」。ローマ暦が3月起算のため3月から数えて10番目という意味です。

    こよみの色


    (うす)

    薄く、ややくすんだ紫色のこと。紫根に椿灰汁またはミョウバンで染めた色。「紫」が高貴な色であるため色の代表として扱われていたことにより、一般的に「淡い紫色」が薄色とよばれていた。

    シュトーレン
    季節の一皿
    ドイツ菓子パン・シュトーレンづくりに挑戦