色、いろいろの七十二候

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大雪の色

雪
冬の星座

画/柴田美佳

大雪

(たいせつ)

12/7 ~ 12/20
北国では、本格的に雪が降り、積もるようになるころ。その他の地域でも寒さが増し、冬の到来を感じられます。地域によっては「スキー場開き」が行われます。

こよみの色

あさぎいろ
浅葱色

青みがかって見える葱の色より、ごく薄い藍色の緑みをさす。新撰組が羽織で使用した色。
  • 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)

    12/7 ~ 12/10
    雪と枝

    太陽黄経が225度となり、雪が激しく降り始める<大雪>となりました。『暦便覧』では、「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と説明されています。その初候の「閉塞成冬」は、天地の気が塞がって、冬となることを意味します。

    こよみの色


    藤鼠(ふじねずみ
    )

    落ち着いたやわらかみのある青みの紫。江戸中期より和服の地色として好まれ、明治・大正にかけてもたびたび流行した。

    タラ
    季節の一皿
    たらの竜田揚げ

  • 熊蟄穴(くまあなにこもる)

    12/11 ~ 12/15
    熊

    寒い冬を越すための術「冬眠」。 実は熊は、専門的には冬眠ではなく、エサ不足と寒さを逃れるための保身の習性の「冬篭り」、小さな物音や匂いに刺激されると時折目覚める浅い眠りです。ちなみにリスは冬眠に入れば叩いても起きません。

    こよみの色


    鳩羽鼠(はとばねずみ
    )

    山鳩の背中のような藤色に鼠色をかけた赤みがかった灰紫色のこと。赤みの灰紫。

    ぶり大根
    季節の一皿
    ぶり大根

  • 鱖魚群(さけのうおむらがる)

    12/16 ~ 12/20
    鮭

    「鱖」は中国では石桂魚(さけ)という群れて泳ぐ淡水魚。中国の暦が日本に入り「鮭」を充てたようです。鮭は冬に川で産まれ、春に稚魚が下りアラスカ沖で育ち、四年後に1万数千kmもの長い旅をして産卵のため産まれた川に戻ってきます。

    こよみの色


    牡丹鼠(ぼたんねず)

    やや灰色がかった薄紫色。優しい色味の灰色。

    自然薯
    季節の一皿
    自然薯と麦ごはん