ちいきのたより

Vol.10  一度離れて気がついた、地域の魅力
静岡県島田市 アクトホーム

今日から、二十四節気【立冬】の次候、七十二候の【地始凍:ち はじめてこおる】。
暦のうえでは、季節はもう冬なのですね。

アクトホーム(株)は、静岡県の島田市にあります。
私が人生の大半を過ごしているのも、島田市です。
しかし実は、大学に通うため、今年の3月までの4年間は北陸のとある県で生活しておりました。
同じ日本でも、北陸と東海では気候も文化も違います。
一度離れてみたからこそわかった、島田市のよさをお伝えできたらと思います。
 

静岡県のほぼ中央に位置する島田市。
富士山にはそれほど近くないので、その姿を毎日は見ることができません。

私の感覚では、見える確率が高いのは冬。空気がひんやりして、気持ちの良い青空の日、少し高めの場所に行くと見えるような気がします。


 
こちらの場所は牧之原公園。
牧之原大茶園の一角にあります。
写真の中ほどを流れているのが大井川。そこにかかる大井川橋。
江戸時代には、「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」と詠まれたほどの暴れ川だったようです。
ここから見える景色は夜も美しく、「日本夜景遺産」に登録されています。
牧之原公園から少し歩くと、まわりは茶畑ばかりの風景に。
少し遠くに見える、“茶”文字の山は、おとなり掛川市の粟ヶ岳あわがたけ
てっきり、この文字はお茶の木でできているのだと思っていたのですが、ヒノキでできているそうです。

茶畑があるのが当たり前の環境で育った私。県外で暮らしてみて初めて、この景色は当たり前ではなかったと気がつきました。
どの山を見ても、斜面に茶畑がない・・・。

今の時期、お茶の木には花が咲いています。
お茶はツバキ科。椿の花に似た、ちいさな白い花が咲きます。
地面には、実がころころ。

お茶のこと、もっと知りたくなりましたか?
それでは “ふじのくに茶の都ミュージアム” へどうぞ。
今年3月にリニューアルオープンした、お茶専門の県立博物館です。
お茶の歴史や文化、産業を学べるほか、茶摘み体験・手もみ体験など、見て触れて五感で茶の世界を楽しむことができます。

世界一濃い抹茶ジェラートミュージアムショップでは、“世界一濃い抹茶ジェラート”も食べられますよ

あまり知名度がないのではないかと思っていた島田市ですが、実は数年前から県外ナンバーの車を見る回数が増えました。
その理由はおそらく、蒸気機関車の「きかんしゃトーマス」が大井川鐡道を走るようになったから。

リアル機関車トーマス号

大井川鐡道を走る「きかんしゃトーマス」


今年の12月も、「トーマス号」「ジェームス号」がクリスマス特別運転をするようです。

トーマスに乗るために島田市に来たなら。トーマスに興味がなくても。
島田市の他の場所もぜひ、見ていってください。

ひとつひとつの説明は、またの機会に・・・。
静岡県島田市からのちいきのたよりでした。

齋藤実保
ちいきの記者
齋藤実保さいとう・みほ
浜松市生まれ、島田市育ち。今年3月に北陸の大学を卒業し、アクトホームに入社しました。北陸での暮らしもよかったですが、やはり島田市が落ち着きます。
入社1年目、新しいことばかりで日々奮闘。仕事に慣れて余裕が出てきたら、ちいきのたよりで見た景色を見に、色々な地域に行ってみたいなあ、なんて考えています。

 

アクトホーム
アクトホーム(株)あくとほーむ
静岡県島田市島76-1
TEL:0547-45-3101
URL:https://www.act-home.jp
地域のヒト・モノ・ワザを活かした「大井川ブランド」の住まいづくり。「創業112年」アクトホームのつくる「木の家」は、業界最長の60年保証付き。自然エネルギーを活用した住まい。地域の良質な素材と、職人の技でつくる住まい。「地震に強い・健康・省エネ住宅」をテーマに、豊かで快適な暮らしをご提案します。
当社1階「アクトCafé」では、“スローライフを体感する会”を毎月開催しています。みなさま、お気軽にご参加ください。

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