二十四節気の色と食卓
第23回
小寒の色
画/柴田美佳
小寒
1/6 ~ 1/19
小寒から「寒中」と呼ばれる期間に入り、寒さがもっとも厳しい時季となります。寒中見舞いはこの節気から大寒の終わりまでに送る習わしとなっています。
こよみの色
うらはいろ
裏葉色
-
芹乃栄
1/6 ~ 1/10
<小寒>とは、寒気がまだ最大ではないという意味ですが、「小寒の氷、大寒に解く」という故事があるように、実際には寒さが厳しい頃です。「せり」は七種粥の具の一つ。万病を除くとされることから、正月7日に食べる風習があります。こよみの色
縹
色
季節の一皿
七草粥 -
水泉動
1/11 ~ 1/15
「水泉」とは、湧きいでる泉。季節は動いていて、地中では凍った泉が融けて動き始めました。七十二候の面白さとは、冬枯れの凍った土も、生命の躍動を感じるものがなくても、土の下では春が用意されている、その先読みにあり!こよみの色
新橋
色
季節の一皿
小豆を煮て、お汁粉をいただく -
雉始雊
1/16 ~ 1/19
雄のキジが鳴き始める時節となりました。繁殖期の雄は“ケッケーン”と啼いた後、“ドドドドッ”と羽を打ち付けるほろ打ちを繰り返し縄張りを宣言。自身を大きく見せ、遠くの雌達にアピールします。飛ぶよりも歩く(走る)方が得意。こよみの色
中縹色
季節の一皿
活ホタテの貝焼き