
仙之助編 十四の八
ジャパネスク 富士屋ホテル物語
謎の船員がドアを叩いた時から、富三郎の胸には「もしや」という期待があったが、封書の表書きを見た途端、…
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橘始黄(たちばなはじめてきばむ)。橘は柚子、レモンなど食用になる柑橘類の総称でもあります。冬も枯れず緑を保つ常緑樹は特別な霊力・生命力の象徴として神聖視され、特に日本においては橘への神聖視は強いものでした。
謎の船員がドアを叩いた時から、富三郎の胸には「もしや」という期待があったが、封書の表書きを見た途端、…
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フランス・パリに移住したのは2018年の2月ですが、準備のためにその少し前の11月からフランス語の勉…
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橘は柑橘類の総称。蜜柑が黄色に色づきはじめるのは晩秋ですが、炬燵に温州みかんは冬籠の象徴です。…
続きを読む『びおの歳時記』
東京都庭園美術館は、もとは朝香宮邸として建てられたものが、戦後は一時、白金迎賓館として使われ、198…
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朔は北の方角を意味する漢字で朔風は凩を指します。枯葉が風に払われ落葉となり、あとには枯木が残る…
続きを読む『びおの歳時記』
一八七一年六月、元年者たちがハワイに上陸して三年の月日が経った。 契約満了の日が近づくにつれ、その後…
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お知らせ 住まいマガジン「びお」連載中の「ジャパネスク 富士屋ホテル物語」の著者、山口由美さんと巡る…
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画/柴田美佳 小雪 (しょうせつ) 11/22 ~ 12/6 小雪がちらつき始めるという意味。北海道…
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今年は、寒さが舌を巻くような早さで突然やってきました。二十四節気は、各節気ごとに三つの候で構成され、…
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虹よ、さらば。でも冬の空にも時雨のあいだに虹を見られます。ただ稀であるのは確かで、にわか雨など…
続きを読む『びおの歳時記』
ウミウミ松と親しくなったマムシの市は、一旗揚げる元手を貯めるため、マウイ島のハイク耕地で懸命に働いて…
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金盞は水仙を指します。金盞花は別の花。金盞は中国の書物で水仙を金盞銀台と形容していることに由来…
続きを読む『びおの歳時記』
フランスでは現在は諸聖人の祝日のバカンス(秋休み)で学校がお休み。その間にちょっとハロウィーンを楽し…
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土が凍り始めること。目につくものに霜柱があります。寒くなり始めたけれど上着を羽織ればしのげるこ…
続きを読む『びおの歳時記』
一八七〇年一月二十日、重責を全うした上野景範使節の一行は、ホノルル港からサンフランシスコに向けて出帆…
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実は先月末、歌丸のお誕生日でした。と言うか我が家に来た記念日です。 毎年の事ながらすっかり忘れていま…
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冬が立つ ── 立冬を迎えました。冬めく今を、日常生活の中でのわずかな変化に感じる頃です。立冬の初候…
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画/柴田美佳 立冬 (りっとう) 11/8 ~ 11/21 冬立つ頃。秋分と冬至のちょうど中間にあた…
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つばき、ですが漢字は山茶花。時季としても山茶花でしょう。初春から咲き始める椿は落椿といい花がま…
続きを読む『びおの歳時記』
ハワイ政府との取り決めの調印書には、上野景範使節の希望により、駐在の米国公使ピアースと、英国総領事&…
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楓や蔦が色づきます。紅葉も黄葉ももみじと読み、日照時間が短くなり落葉樹の葉が老化して色づくこと…
続きを読む『びおの歳時記』
※リニューアルする前の住まいマガジンびおから珠玉記事を再掲載しました。 (2010年10月13日の過…
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東京湾の埋め立て地、お台場に隣接する有明地区に、東京ビッグサイトがある。逆四角錐が4つというダイナミ…
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日本の使節に対してのハワイ王国の待遇は手厚く、対応は懇切丁寧だった。 だが、上野節の要求はすぐには受…
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時は「ときどき」の意。ときどき降る小雨は秋の長雨のように長い間降らず、すぐに降ってはすぐに止む…
続きを読む『びおの歳時記』
※リニューアルする前の住まいマガジンびおから珠玉記事を再掲載しました。 (2008年10月18日の過…
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