仙之助編 十八の三
ジャパネスク 富士屋ホテル物語
伊藤博文と森有礼は、緊張した面持ちでフィッシュ国務長官との初めての折衝に臨んだ。親子以上に年の離れた…
続きを読む
寒露の末候 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)です。キリギリスは別名「機織虫」といいます。古くから日本人は観賞用に飼育し、江戸時代には竹製の「ギスかご」に入れて販売。そのかごを縁側や店先に吊るし愉しみました。
伊藤博文と森有礼は、緊張した面持ちでフィッシュ国務長官との初めての折衝に臨んだ。親子以上に年の離れた…
続きを読む
…
これ、こおろぎじゃない? 漢字を知る方はこおろぎと読むのではないかと疑うかもしれません。昔はこ…
続きを読む『びおの歳時記』
※リニューアルする前の住まいマガジンびおから珠玉記事を再掲載しました。 (2010年06月16日の過…
続きを読む
首都ワシントンで岩倉使節団の宿舎となったのは、アーリントン・ホテルだった。一八六八年創業の最も格式あ…
続きを読む
…
パスポートには菊の紋が描かれています。菊は日本文化を代表する花とされていますが、じつは外来種で…
続きを読む『びおの歳時記』
「織工おきぬ」 おりこうおきぬ since1982 「あきふゆの服展」が開催されます。 ● 手染め・…
続きを読む
※リニューアルする前の住まいマガジンびおから珠玉記事を再掲載しました。 (2010年03月26日の過…
続きを読む
今年の夏は本当に暑かったですね。いつまで続くのかと思っていたら「今日から秋です!」と言われたかの様に…
続きを読む
画/柴田美佳 寒露 (かんろ) 10/8 ~ 10/22 冷たい露が結び始める頃。秋の長雨も終わり、…
続きを読む
…
北から冬鳥が渡ってくる季節。秋の空を色々な鳥が渡ります。雁が長い距離を渡れるのはV字の編隊で飛…
続きを読む『びおの歳時記』
一八七二年二月二十九日は、小雪の舞う肌寒い日だった。 岩倉使節団の一行を乗せたペンシルバニア鉄道の車…
続きを読む
…
水田から水を抜くこと。季語の水涸るのように池や川の水が涸れるのではなく、稲刈の約一週間前に水田…
続きを読む『びおの歳時記』
富三郎と仙之助が大陸横断の旅に出発したのは、サンフランシスコに到着して五日後の一八七二年二月二十二日…
続きを読む
※リニューアルする前の住まいマガジンびおから珠玉記事を再掲載しました。 (2012年09月28日の過…
続きを読む
…
虫は頭の大きな蛇をかたどった漢字です。なのでかつて虫は、昆虫ではなく蛇などの爬虫類を指していた…
続きを読む『びおの歳時記』
鉄道のターミナル駅というと、常磐線・高崎線の上野駅とか、大田区では池上線・多摩川線の蒲田駅、井の頭線…
続きを読む
画/柴田美佳 秋分 (しゅうぶん) 9/22 ~ 10/7 秋分の3日前の日を「彼岸の入り」、3日後…
続きを読む
岩倉使節団の話に興奮した仙之助は息せき切って、富三郎にたずねた。 「使節団の方々は、もうサンフランシ…
続きを読む
…
雷が鳴り轟かなくなる。実際には冬にも雪起こしの雷など雷は鳴りますが少なくなるのは確か。このころ…
続きを読む『びおの歳時記』
※リニューアルする前の住まいマガジンびおから珠玉記事を再掲載しました。 (2009年10月01日の過…
続きを読む
…
燕が南へ帰る。燕は夏に二回子育てをします。大きくなり、自分で餌を捕れるようになった若い燕たちは…
続きを読む『びおの歳時記』
山口仙之助が乗船した太平洋郵便汽船のジャパン号が、金門海峡を抜けてサンフランシスコの桟橋に到着したの…
続きを読む
※リニューアルする前の住まいマガジンびおから珠玉記事を再掲載しました。 (2009年09月14日の過…
続きを読む
…
いしたたきが鳴く。右の旁に鳥が三つ並ぶのが壮観ですね。鶫や雀と並んでよく里でみかけるこの小鳥は…
続きを読む『びおの歳時記』
今月は歌丸の夏休みのお話です。 梅雨明けと共に実家へ移動した歌丸は、いつもの様に到着した途端大興奮。…
続きを読む
山間を進む鉄路の高度が上がるにつれ、気温が下がり、灰色の空から落ちてくる霙まじりの雪は、やがて本格的…
続きを読む