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七十二候 土潤溽暑つちうるおいてむしあつし
二十四節気 大暑
土が潤い、蒸し暑い日々。大暑のなかでもこの頃が最も暑い時期と言えるでしょう。いわゆる溽暑で、亜…
続きを読む『びおの歳時記』
大暑の土潤溽暑。「溽暑」とは湿度の高い蒸し暑さ。直射熱を浴びた砂浜やアスファルトの灼くる暑さと違い、身にまとわりつく空気の重さを感じます。「土潤」が付くと、暑気が土中の水分を蒸発させ「蒸し暑い」に。
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土が潤い、蒸し暑い日々。大暑のなかでもこの頃が最も暑い時期と言えるでしょう。いわゆる溽暑で、亜…
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※リニューアルする前の住まいマガジンびおから珠玉記事を再掲載しました。 (2009年07月03日の過…
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東京大学の正門に近い、本郷の求道会館は、近角常観(ちかずみ じょうかん)(1870-1941)が建て…
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画/柴田美佳 大暑 (たいしょ) 7/22 ~ 8/6 梅雨が明け、夏本番を迎える頃。1年で最も暑さ…
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桐の実がみのりはじめる。桐の花は古くから豊臣秀吉が使ったり、内閣総理大臣の紋章だったり、日本の…
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アメリカ号から下船した岩倉使節団の一行は、馬車に分乗し、マーケットストリートに立つ宿泊先のグランドホ…
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※リニューアルする前の住まいマガジンびおから珠玉記事を再掲載しました。 (2009年06月17日の過…
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鷹の幼鳥が飛び、狩りを習う。鷹の生活サイクルとして親鳥は四・五月に産卵し、卵は六月に孵化します…
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一八七二年一月十五日の朝、牧野富三郎は、港の方角から聞こえてくる礼砲の音で目を覚ました。彼が間借りし…
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蓮の花が咲く。沼などで大輪の花を咲かせる蓮はインドの原産で、早朝に咲き、昼には閉じます。泥水を…
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7月に入ったばかりなのに暑いですね!私はすでにバテています。 歌丸は全身毛むくじゃらなので当然暑いで…
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パリ南部の14区に、女性彫刻家の小さなアトリエ兼住宅があります。日本ではあまり知名度は高くないのです…
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岩倉具視欧米使節団の一行を乗せた蒸気船アメリカ号が、二十三日間におよぶ太平洋の航海を終えてサンフラン…
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画/柴田美佳 小暑 (しょうしょ) 7/6 ~ 7/21 梅雨明けが近付き、少しずつ暑さが本格化し始…
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暖かい南風が吹く。梅雨のはじめのころの南風は「みなみ」などさまざまな名を持ちます。太平洋岸や瀬…
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※リニューアルする前の住まいマガジンびおから珠玉記事を再掲載しました。 (2009年06月10日の過…
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からすびしゃくが生える。からすびしゃくは片白草や半夏生草とも呼ばれ、茎に近い葉が一部だけ白変す…
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祝言から七日目の宵、神風楼で再びの華やかな宴が催された。 仙之助は、真新しい旅立ちの洋装を身につけて…
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※リニューアルする前の住まいマガジンびおから珠玉記事を再掲載しました。 (2009年06月26日の過…
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花菖蒲が咲く。訓は「いずれ菖蒲か杜若」のあやめですが、時季的にはあやめではなく、花菖蒲のことで…
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山口仙之助の免状(旅券)が発給されたのは、明治四年十二月十三日のことだった。 渡された書類は、役人が…
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画/柴田美佳 夏至 (げし) 6/21 ~ 7/5 「日長きこと至(きわ)まる」という意味で、ご存知…
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夏枯草が枯れる。実は冬至のころに、この七十二候と対になる「乃東生」(なつかれくさしょうず)があ…
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木造建築は、鉄筋コンクリート造や鉄骨造に比べて、骨組み架構がそのまま見られることが多い。それでも、あ…
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※リニューアルする前の住まいマガジンびおから珠玉記事を再掲載しました。 (2009年06月05日の過…
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祝言が終わると、出発は八日後に迫っていた。 捕鯨船に乗った時は、着の身着のままの旅立ちだったが、今回…
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