我輩は歌丸である。
第68回
毎日スリリングでしょお?
あっという間に梅雨の時期になりました。普段はショートスリーパーな歌丸も雨の日には良く眠ります。恵の雨と言われても人間だって眠くなっちゃいますよね!
歌丸の素行の悪さは何度も書いていますが、今回もそのお話です。また?と思われるかもしれませんがお付き合いください。
歌丸の餌や、たまに使うサブトイレが置いてある部屋があります。母の部屋なので頻繁に出入りする部屋です。
そこに餌がある事を知っている歌丸はいつでも侵入してやろうと目論んでいます。
私がその部屋に入る時に、シレーッと一緒に入り餌の物色を始めます。もちろん私に捕まり強制退室となります。
ですが侵入して餌を手に入れた成功体験がある為、歌丸はめげません。
母も私も悪いのですが、用事が終わるとついついドアを開けっぱなしにしてしまうので、侵入されてしまうのです。
さて前置きはこれにて終了。
母が歌丸のトイレを洗おうと上下のパーツ(ニャンとも清潔トイレを使っています)分けて床に置いていました。
歌丸は周辺にいなかったので、ドアを開けっぱなしにしてすぐに戻ると上パーツで歌丸がシッコをしているではありませんか!
真剣な表情でシッコをしている歌丸を退かすわけにはいかない。下パーツが無いためシッコは床に垂れ流し状態。
惨劇をそのまま見つめるしかない状況でした。
「私が年寄りだからってバカにしてるんじゃないかしらっ!」と小言を言う母を「そんな事ないよ」となだめましたが、実際歌丸は人を小馬鹿にする様な猫です。
(*今回の写真は全てそんな歌丸の姿です)
それにしても猫の肉球はやっぱりすごいですね。猫は常につま先立ちをしている様なもので、かかとを床に着けません。足音がしない上に気配も消すので、いつ部屋に入ったかなんて所詮人間にはわからないのでしょう。
それでも私達はドアを閉め忘れます。人間とは愚かな生き物です。実はこの部屋でもっと酷い事件が起こりました。それはまた別のお話。