びおの七十二候は『鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)』です。春の気配を感じた鶏が卵を産み始める頃と言われています。大寒の末候であり七十二候最後の候となる今回、俳人・西東三鬼の句をその生涯と共に解説しています。