Vol.28 カフェのような、陽だまりの家
ストゥディオ・プラナ
ご夫婦と息子さんのための住まいです。地元の木(千葉県産材)を使い、手刻みで伝統的継手仕口を活かした木構造です。大屋根の下のリビングダイニングと、ガラススクリーン越しにつながる広々としたキッチンが特徴。すでに購入済みのアンティークの建具や照明器具をインテリアに活かしながら、心地よく、遊び心のある楽しげな空間作りを心がけました。空間イメージを共有しながら、一つひとつの素材選びはどちらかというと住まい手さん主導。また、焼杉づくり、外部の一部塗装、内部の塗装壁などの作業は住まい手さんが自分たちで行なっています。
林美樹
「カフェのような……」というご要望。2階のアンティーク窓とキッチンへのドアも施主支給品。
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2階から見たリビングルーム
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キッチンの上は子ども部屋。ロフトには、こんないたずら窓も。
こだわりのキッチンは、大工さんが製作。ペンダントはキッチン用に購入していた施主支品。
子ども部屋は後々建具を入れて、個室にもなる。子どものお気に入りはやはりロフト。内部の塗装壁は全て施主施工。
庭師と相談しながら、作庭は今も進行中。
南外観。外壁の焼杉は、住まい手夫婦とStudio PRANAスタッフで焼いたもの。