二十四節気の色と食卓
第21回
大雪の色
画/柴田美佳
大雪
12/7 ~ 12/21
北国では、本格的に雪が降り、積もるようになるころ。その他の地域でも寒さが増し、冬の到来を感じられます。地域によっては「スキー場開き」が行われます。
こよみの色
あさぎいろ
浅葱色
-
閉塞成冬
12/7 ~ 12/11
太陽黄経が225度となり、雪が激しく降り始める<大雪>となりました。『暦便覧』では、「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と説明されています。その初候の「閉塞成冬」は、天地の気が塞がって、冬となることを意味します。こよみの色
藤鼠
色
季節の一皿
たらの竜田揚げ -
熊蟄穴
12/12 ~ 12/16
寒い冬を越すための術「冬眠」。 実は熊は、専門的には冬眠ではなく、エサ不足と寒さを逃れるための保身の習性「冬篭り」。小さな物音や匂いに刺激されると時折目覚める浅い眠りです。ちなみにリスは冬眠に入れば叩いても起きません。こよみの色
鳩羽鼠
色
季節の一皿
ぶり大根 -
鱖魚群
12/17 ~ 12/21
「鱖」は中国では石桂魚という群れて泳ぐ淡水魚。中国の暦が日本に入り「鮭」を充てたようです。鮭は冬に川で産まれ、春に稚魚が下りアラスカ沖で育ち、四年後に1万数千kmもの長い旅をして産卵のため産まれた川に戻ってきます。こよみの色
牡丹鼠色
季節の一皿
自然薯と麦ごはん