住まいのグラフィティ
Vol.46 見川の家
木名瀬佳世建築研究室
水戸の郊外に建つ、1mほどの敷地段差を生かした小さな住まい。
回遊性を持たせ、建具がなくても段差や壁の配置により緩やかに空間がゾーニングされている。
リビングとダイニングキッチンを囲むように濡れ縁のようなデッキテラスを設けた。外部空間ではあるが、網戸が濡れ縁の外にあるため、室内の一部のような使い方もできる。植物を育てたり、洗濯物を干したり、ハンモックでお昼寝したり、小さいスペースが大活躍しているようだ。
木名瀬佳世