二十四節気の色と食卓
第20回
小雪の色
画/柴田美佳
小雪
11/22 ~ 12/6
小雪がちらつき始めるという意味。北海道や東北などでは降り始めます。関東や東海以南ではまだ降りませんが、日差しは弱くなり、紅葉が散りはじめます。次第に冬らしさを感じられるようになる頃です。
こよみの色
すないろ
砂色
-
虹蔵不見
11/22 ~ 11/26
北国や山間部ではチラホラと雪が降り始めました。「虹蔵不見」とは、以降7ヶ月間、日の光が弱まって虹が見えなくなる頃をいいます。虹は、水滴がプリズムの役割を果たし光が分解され、赤から紫までの光のスペクトルが並ぶ現象です。こよみの色
枯草
色
季節の一皿
晩秋に美味しい青梗菜 -
朔風払葉
11/27 ~ 12/1
上州、筑波、遠州といえば、「空っ風」。天気続きの日に吹きすさぶ山越しの乾いた北風(冬に吹く北西方向からの季節風)です。日本海を渡る時には水分を持ち込んで脊梁山脈にぶつかり、日本海側に多くの雪を降らせ、山を越えた太平洋側では、乾燥した風になります。こよみの色
芥子
色
季節の一皿
蓮根入り鶏つくね鍋 -
橘始黄
12/2 ~ 12/6
「師走」は、この月、お坊さんが忙しく走り回るところからの意。「極月」「暮来月」「年積月」「春待月」等は、この月の異称です。英語のDecemberは「10番目の月」。ローマ暦が3月起算のため3月から数えて10番目という意味です。こよみの色
薄色
季節の一皿
ドイツ菓子パン・シュトーレンづくりに挑戦