地方都市・浜松において、イラスト業界のその礎を築き、今も牽引を続ける、５人の〝手書き〟イラストレーターがいます。昭和100年を迎える今年、この５人衆が、その名を「コテンズ」と銘打ち、これまでの制作作品を一同に集結、個展を開催いたします。

会場は、1928年に静岡県浜松警察署庁舎として建設された歴史的建造物の魅力をそのままに残す＜浜松市鴨江アートセンター＞です。
〝手書き〟だからこそ、深く五感を刺激し、永く心の奥底に染み入る、そんな数多くの作品たちが、多くの皆さまのご来場をお待ちしております。

なお、この会館のむかえには、頃同じく1930年に浜松銀行集会所として建てられ、その後浜松市旧浜松銀行協会となった建物が、浜松出身の日本を代表する映画監督木下惠介（代表作：『カルメン故郷に帰る』、『二十四の瞳』、『女の園』、『喜びも悲しみも幾歳月』等）の記念館として引き継がれ、運営されています。

アートに、映画に、建築にと、多くの素敵な出会いを！春麗しい４月、ぜひ、足をお運びください。