ちいきのたより

Vol.116  木の家の色んな場所で飲もう! 
大分県大分市 木楽舎 あんどう住宅設計室

いい景色を眺めながらのお酒朝晩の冷え込みがだんだんと厳しくなってきました。
地方の中の地方である大分でも大都市ほどではなかったにせよ、やはりコロナ禍の影は長く尾を引いています。

昨年までは毎週のように居酒屋に通っていた私ですが、この半年間は全くと言っていいほど外でお酒を愉しむ機会がありませんでした。

しかし、コロナ禍が本格化する直前に「暮らしモデルハウス・青RINGO木上」での暮らしをスタートさせたことは、私のお酒ライフに新たな潤いを与えてくれました。

お取り寄せやふるさと納税などを利用して、全国のおいしいお酒を気軽に愉しむことができることに気づいたのです。

しかも、気分に合わせて飲む場所を変えるという遊び方も覚えました(笑)

まずはオーソドックスにリビングのちゃぶ台で。

品のいい酒器

キレのある純米酒は幅広の平盃で、広がる香りを堪能しながらチビチビたしなみます。

純米賀茂鶴

続いて、ダイニングにて。

蛇の目おちょこ広島のお酒だから、やはり広島のお猪口(東広島の酒祭りで配られるもの)で(笑)
ちなみにお猪口の底によく見かける青い二重丸は「蛇の目」といい、お酒の透明度や輝きを見比べるための模様です。階段と酒八海山時には階段も立派な飲む場所になります。
雪室育ちの冷酒をガラスの器でいただく贅沢さときたら。
木のリビングと酒

そして、玄関の土間で涼みながらの一献。

純米吟醸きらい赤

香り爽やかな純米吟醸は、飲み口を絞った土物のお猪口でグイッと!

と、お酒に弱い方には何とも面白みのない記事になってしまったかもしれません・・・(苦笑)

が、いろいろな居場所のある木の住まいは、暮らしそのものを輝かせるポテンシャルを秘めていることを強く感じる半年間でした。

安東洋輔
ちいきの記者
安東洋輔あんどう・ようすけ
大分市で生まれ育った35歳(2019年11月現在)の半端者。2013年に高校教師を辞め、父が営む工務店に入社しました。設計・営業・企画広報などドタバタと仕事をしながら、少しでも幸せをバラまけるように悩み多き日々を送っています。動物が好きで猫アレルギーも根性で治しました。趣味は器収集とギター。代金は負担するのでCD買ってください。

 

木楽舎 あんどう住宅設計室
(株)木楽舎 あんどう住宅設計室きらくしゃ あんどうじゅうたくせっけいしつ
大分県大分市椎迫1組の2
TEL:097-544-4554
URL:https://www.kiraku-no-ie.jp
大分県大分市を中心に木の住まいを造る工務店です。「新しいけど、懐かしい」をテーマに流行に流されない住まいづくりを心がけています。お施主さん・工務店・職人さんの信頼関係を最も大切にしながら、パッシブデザインで陽と光と風にあふれる、エアコンに頼らない暮らしを目指します。

ちいきのびお参加工務店さん全国図

ちいきのびお