ちいきのたより

Vol.135  【コロナ禍における住まい方の変化】について考える 
広島県広島市 沖田

こんにちは。初めまして。この度寄稿させて頂きますOKITAHOMEの広報担当、白川と申します。私は現在中途採用で入社3か月。以前は地方の広告業界におりました。つまり、思いきり建築のど素人。そんな異業種から来た私目線の「地方の建築事情」をお届けできればと思います。そして今回のテーマは、私が入社したきっかけにもつながります。そう。コロナ。

私の前職は旅行会社の子会社である広告制作会社でした。旅行関係の仕事がメインで設立2年目でコロナ…よし、廃業。と、それがきっかけで建築業界の広報職に身を置くことになりました。コロナは住まい方どころか職業も変える。

と、こんな感じで私も含めた多くの人々に影響を与えているコロナですが、当然弊社のお客様にも。(と、ここからようやく建築の話)以下、コロナ禍以降お客様より頂いたソレにまつわる相談

①リモートワークにつき、自宅にワーキングスペースを。
②自宅で過ごす「おうち時間」を快適にできるような設計を。
③子供たちが敷地内で満足できるような庭と家屋(外と室内)のバランスを。

と、弊社に関してはざっくりこんな感じ(だそうです)。なんといいますか、ご自身の仕事も絡めた「拠点としての完成度」を求めるお客様が増えています。じつに頷けます。まあそうなりますよね。実際に①のケースは事例としてもあるので、以下の写真をご覧ください。
大きな窓がある明るい階段


1階から吹き抜けの階段越しに見えるワークスペース。日光も十分に入ります。
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上記の①~③についてもう少し考えてみる。これらはコロナが絡まなければ無意味か、たぶんそうじゃない。そういうスタイルとして定着すると思う。コロナ禍における住まい方の変化は結局時代の変化のひとつ。出来事はきっかけ。例えばIoT、スマート家電の登場が変える住まい。もしかしたら昨今のジェンダー観の見直しも住まいに変化を与えるかも。うん。考えたらキリがない。つまり住まい方は昔からずっと絶えず出来事に応じて変化し続けているのでしょう。

たくさんの時間と時代を経て住まい方は様々な形へと変化していく。先人たちはその都度工夫を求められ応えてきた。そして現代。私たち工務店は彼らと同じく世情へのアンテナを伸ばすと同時に、何よりお客様を理解することが求められるのかもしれない。お客様にとって本当に心地よい空間。それは子供の頃夏休みを過ごした築50年以上のおばあちゃん家かもしれないし、最新家電に囲まれた効率的な空間かもしれない。私たちは時代と共に培った沢山の引き出しの中から本当にフィットするものを選ぶ、それが大事なのだろう…と、入社3か月の新人は思うのでした。
私たちOKITAは、時代を越える先人たちの知恵をもって、時代の変化にも、変わらない人の心にも、フィットする住まいをご提案することを目指します。

外観は木目の壁

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白川史朗
ちいきの記者
白川史朗しらかわ・しろう
広島生まれ。建設業界の入りたての新人。以前は広告制作会社にて勤務。その経験を活かし建築業界の広報職に挑戦中。専門用語の多さに毎日悪戦苦闘の日々を送っています。しかしながら“染まっていないからこその視点”を武器と信じ、独自の広報活動を展開していければと思っています。どうぞよろしくお願いします。

 

広島県広島市沖田施工事例
株式会社 沖田おきた
広島県広島市安佐南区山本4丁目12-38
TEL:082-962-1108
URL:https://okitahome.com
「衣・食・住」日本人らしい文化を豊かにしたい。
灯りのついた家に「ただいま」「おかえり」の声が聞こえ、
温かい部屋で洋服を着替え、一杯。
休日には趣味のカメラや自転車、時には車をいじったり、
薪ストーブや鉄板を囲んで団らんしたり、
庭木の生い茂った庭の木陰でBBQをしたり、
そんな家族とのひと時を創造してシンプルにつくる。
住まいを通してオキタに関わるすべての方に「ありがとう」を言っていただけるように、
暮らしを想像し、住まい手と地域に貢献する住文化の創造を目指します。

ちいきのびお参加工務店さん全国図

ちいきのびお