ヨリドコロえんがわ
第9回
新しい家族がみつかるまで
これまでは、ヨリドコロえんがわでの活動や出来事を中心に書かせていただきました。
第9回は、仕事とはあまり関係のないことかもしれませんが、私にとっては仕事のように大切で、できれば多くの方にご理解やご協力を頂ければと思っていることを書かせていただきます。
我が家には愛犬の「こむぎ」という犬がいます。
もうすぐ4歳の甘えん坊で、人が大好きなワンコなので、ときどき看板犬としてお店に出勤することもあります。
沢山のお客様に撫でていただき、ニコニコ笑顔を振りまいている日もあれば、ちょっとご機嫌ななめで、退屈そうにしている日もあります。
もうすぐ4歳の甘えん坊で、人が大好きなワンコなので、ときどき看板犬としてお店に出勤することもあります。
沢山のお客様に撫でていただき、ニコニコ笑顔を振りまいている日もあれば、ちょっとご機嫌ななめで、退屈そうにしている日もあります。
こむぎを飼い始める前までは、犬は単なる癒しのペットとしか思っていなかったのですが、今では、ちょっとした表情の変化さえも面白く、可愛くて、なくてはならない大切な大切な娘のような存在です。
こむぎがお店のときどき看板犬になってから、犬や猫好きなお客様も増え、我が家の愛犬・愛猫の自慢話に花が咲きます。
愛されている子たちの話を聞くのは、とても楽しく、嬉しいものです。
そんなある日、保護犬猫の里親探しのボランティア活動をされている方がお客様でいらっしゃいました。
その時に知った保護犬・保護猫の存在。
動物は昔から大好きだったはずなのに、、、そんな子たちがいることは正直、気にもしていませんでした。
きっと私のように、今はまだ関心がない方や、今後新しくペットを飼いたいと考えていても「保護犬たちを家族に迎える」という選択肢をもたない人たちも多いはずです。
私は、ヨリドコロえんがわで出会ったボランティアの方のお話がきっかけで、保護犬たちの存在を認識し、「自分には何ができるか?」と考えることができるようになりました。
現在、我が家には愛犬こむぎが居るので、もう一匹の家族を迎えるのは、なかなか厳しいものがありますが、保護犬たちが居る保健所のお掃除やお散歩、ときには新しい飼い主さんが見つかるまで保護犬を一時的に預かる預かり屋さんのお手伝いをさせて頂いています。
この2年ほどで、預かったわんちゃんは 15頭くらい。
会社にも協力して頂いて、作業スペースの一部を預かりのワンちゃんのお部屋にして貰ったりと、ありがたい限りです。
会社にも協力して頂いて、作業スペースの一部を預かりのワンちゃんのお部屋にして貰ったりと、ありがたい限りです。
預かったワンちゃんは、全て新しい飼い主さんのもとへ旅立ち、今は幸せな生活を送っているようで幸せな気持ちになると同時にやりがいも感じます。
最近はコロナで大きなイベントの開催は難しいですが、以前、古民家再生モデル「山ぼうしの樹」で開催した譲渡会は大好評で、良いご縁も沢山ありました。
来て下さるお客様も動物好きの優しい方が多く、コロナが落ち着き次第、また開催し、保護犬猫の存在をもっと知って頂ければ良いなと思っています。
全国には、たくさんの保護犬猫が居て、その子たちを幸せにしようと願って活動している方々も沢山いらっしゃいます。
もし、この記事を読んでくださった方の中に、興味を持って下さる方がいれば、どんなに小さなことでもいいですので、募金やボランティア活動などご協力を頂けると、動物たちも、その活動を応援されている方たちも喜ばれることと思います。そして、きっとあなたも、もっと幸せになると思いますよ。
もし、この記事を読んでくださった方の中に、興味を持って下さる方がいれば、どんなに小さなことでもいいですので、募金やボランティア活動などご協力を頂けると、動物たちも、その活動を応援されている方たちも喜ばれることと思います。そして、きっとあなたも、もっと幸せになると思いますよ。
動物も人も笑顔になれますように
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