ちいきのたより

Vol.154  オラが地元で建てた家 
広島県広島市 沖田

らくだ文庫外観

 
広島市より、電車で40分。東広島市西条町、そこがわたしの「地元」。
古くより伝統的な酒づくりの街として知られ、灘(兵庫)・伏見(京都)に並び、西条(広島)は日本三大酒どころと呼ばれています…知ってました?わたしの地元、凄いでしょ。

近代では、中四国を代表する国立大学、広島大学が広島市内より移転し、学園都市づくりの街、そして近年のインバウンド需要の際は観光スポットである酒蔵通りを一新。観光都市としても県内で頭角を見せ始めたのです。さらに東広島市は近辺の町との合併に次ぐ合併を重ね、人口は今やおよそ19万人。地方としてはなかなかの規模になってしまいました。

と、ここまで発展の歴史を述べてきましたが、実際の土地環境はどうなのか…(ようやく話題が建築に近づいてきました)。これはかつて住んでいた私の実感としては…夏はより暑く冬はより寒い。そう、つまり盆地。山に囲まれた環境です。都市中心部は栄えていますが車で走るとすぐ山に囲まれる街、ちょっとした街遊びもでき、かつ自然との距離も近い。…(文字にすると非常に良い響きですね)それがオラが地元、東広島市西条町なのです。

我が社、OKITAHOMEとオラが地元の関係ですが、じつは深く、かつて弊社のモデルハウスとして活躍した「らくだ文庫」がここにはありました。現在は郊外のブックカフェとして西条の人気スポットのひとつとして良く紹介されています。
本が並ぶ
らくだ文庫は、市街地中心部より少し離れた郊外にあります。目の前はとにかく田んぼ。そして山、古い家。発展著しい東広島ですが、これもこの町の象徴的な風景のひとつ。都市と田舎が混在。らくだ文庫は田舎側にあります。
小さな部屋の大きな窓
「風景を切り取る」というのは弊社社長から聞いた言葉。これはまさにそれを実践した設計になります。大きな窓は光を入れるだけではなく、風景を切り取る額縁にもなる。実際、この場所は現在らくだ文庫を象徴する人気の場所となっているようです。


OKITAのモデルハウスを卒業し、ブックカフェとして動き出しておよそ3年。今でも東広島から、らくだ文庫をきっかけに弊社の戸をくぐるお客様は絶えません。
「らくだ文庫が好きでOKITAさんを知りました」と何度聞いたことか。らくだ文庫、モデルハウスとして、いまだ現役の模様。凄いでしょ。
らくだ文庫の薪ストーブがある土間

らくだ文庫
自然と、のどかな田園風景に囲まれた場所にある、おひとり様から安心して読書を楽しめる居心地の良いブックカフェ。本の販売だけでなく、その場で読むことも可能。その際は大人気のドリンクとスイーツもぜひ。

営業時間:13:00~18:00 / 定休日:木曜日
広島県東広島市西条町田口1185-4
https://ja-jp.facebook.com/rakudabunko

OKITAHOMEによる「らくだ文庫」さんへのインタビュー記事です
https://okitahome.com/rakudabunko.html

らくだ文庫エントランス

白川史朗
ちいきの記者
白川史朗しらかわ・しろう
広島生まれ。建設業界の入りたての新人。以前は広告制作会社にて勤務。その経験を活かし建築業界の広報職に挑戦中。専門用語の多さに毎日悪戦苦闘の日々を送っています。しかしながら“染まっていないからこその視点”を武器と信じ、独自の広報活動を展開していければと思っています。どうぞよろしくお願いします。

 

広島県広島市沖田施工事例
株式会社 沖田おきた
広島県広島市安佐南区山本4丁目12-38
TEL:082-962-1108
URL:https://okitahome.com
「衣・食・住」日本人らしい文化を豊かにしたい。
灯りのついた家に「ただいま」「おかえり」の声が聞こえ、
温かい部屋で洋服を着替え、一杯。
休日には趣味のカメラや自転車、時には車をいじったり、
薪ストーブや鉄板を囲んで団らんしたり、
庭木の生い茂った庭の木陰でBBQをしたり、
そんな家族とのひと時を創造してシンプルにつくる。
住まいを通してオキタに関わるすべての方に「ありがとう」を言っていただけるように、
暮らしを想像し、住まい手と地域に貢献する住文化の創造を目指します。

ちいきのびお参加工務店さん全国図

ちいきのびお