我輩は歌丸である。
第60回
いそがしめ!秋の1日ルーティンだよ
今月は苦手な夏が去りご機嫌な歌丸のお話です。
猫は1日中寝ているので「寝る子」と呼ばれており、それが変化して「ねこ」になったとも言われています。歌丸は猫ですが「寝子」では無い1日をご紹介しましょう。
早朝に起床し、お腹が空いたと騒ぐ事から1日が始まります。朝ご飯を食べた後は日の当たるお気に入りのスポットで毛づくろいが始まります。
皆さんに愛嬌写真を見せたくて、くつろいでいる隙にハローウィンの被り物を装着しました。安物なのでやカボチャなのか、ミカンなのか分からない代物ですが笑えるので良しとしましょう。
その後、仕事を始めた私を邪魔をする事に専念します。
大きなハサミを持っているので「危ない!」と怒ると、急に態度が変わり噛みついてきました。
母いわく、歌丸のお気に入りスポットに侵入したのはあなただから、襲われても文句は言えないとの事です。
そしてリラックスタイムが終わるとお外に出せと騒ぎます。無視をしていたら、ドアを無理やりこじ開けて出て行ってしまいました。
僕は設計事務所で育ったのよ!と叫びながら向かったのはお隣の工事現場。職人さんの作業をじっと見つめています。
しばらく経つと配達のお兄さんが歌丸に向かって歩いてくるではありませんか!
歌丸は一目散に逃げ帰りへたり込んでしまいました。
しばらくするとお腹が空いたのか、こっそり餌置き場へと侵入します。カリカリ袋を咥えて逃げようとしたので、もちろん取り上げました。
そろそろ寝る頃かなと思い様子を伺うと、掃除機を睨みつけ強めの猫パンチを浴びせているではありませんか!相変わらず負けん気の強い猫です。
午後1時を過ぎると数時間仮眠を取り夕方には起き出します。
またお腹が空いたと騒ぎ立て、夜8時頃にようやく眠りにつくのです。
先ほどまで荒ぶっていたのに爆睡している姿は天使のようで、思わず撫で撫でしてしまいます。
僕はいつだって天使なのよっ!
来月は尻尾のお話でもしようかな。それはまた別のお話。