我輩は歌丸である。
第73回
表情で家族を管理してる僕だよ
実は先月末、歌丸のお誕生日でした。と言うか我が家に来た記念日です。
毎年の事ながらすっかり忘れていました。普段買わないお高めの餌を買うのですが、どれも肩透かしなので今年はギュッと抱きしめて終わりました。どうだ!歌丸!私からの愛が1番嬉しいだろう!
僕は無添加だったり、ジビエ系の肉だったりそんな高級なもの求めてないのよ。シーバ(歌が好きなカリカリ)とチーズがたらふく食べたいだけなのよ!
高級なもの=喜ぶという方程式が、人間の脳には組み込まれているのだよ。大切なのは相手が何を求めているかだよね。ごめんよ。歌丸。でもシーバもチーズもたらふくあげられませんよ。
最近の歌丸はまた我が家に里帰りしています。
自分の家だからなのか帰ってくると偉そうな態度を取るんですよ。
歌丸はボーッとしている時の表情が不機嫌そうに見えます。口をムッと結んで何か物申したい顔をしています。
可愛いのプロである歌丸ですが、いつも可愛く振る舞っている事に疲れ、気を抜いた時に本当の姿があらわになるのでしょう。
可愛いのプロである歌丸ですが、いつも可愛く振る舞っている事に疲れ、気を抜いた時に本当の姿があらわになるのでしょう。
表情はまだしも写真2枚目の態度はどうかと思いませんか?肘をついている姿は、みんなに可愛いと言われ天狗になっている証です。
やさぐれ顔をで毛繕いをする事も多いです。
歌丸!表情管理をきちんとしなさい!
うるさい!いつでも笑顔でいられるほど給料(餌)もらってないのよ!
満足する給料を貰っていない歌丸は毎晩、丑三つ時に必ずカリカリを要求してきます。
その都度、枕の下に忍ばせたカリカリ袋から数粒与えるのですが、何度も要求してくる時もあります。
異常にしつこい時があり、頭にきた私はその愚行を晒してやろうと、写真を撮ったようです。(寝ぼけていたのであまり記憶がありませんが)
枕元で静かにこちらを見据える姿は化け猫そのものです。
怖いよう。来月まで私は生き残れているか心配です。お空の上から原稿を提出するかもしれません。それはまた別のお話。
雑誌「住宅建築」12月号 に父の設計した自邸が掲載されています。
差し込む光がとても美しい素敵な写真を撮っていただきました。
なんと歌丸(小さな写真ですが)がモデルデビューしています!
父が亡くなって今年で10年を迎えます。こんなに時が経っても雑誌に載せていただける事は本当にありがたい事です。
当然だろう!と言うのか、謙虚にありがたい!と言うのか知りませんが、ぜひお手に取っていただければ幸いです。