我輩は歌丸である。
第72回
野生の魅力に目覚めた僕だよ
あっという間に10月になりましたね。どうにか夏を乗り切った歌丸ですが、最近急にベッドを使わなくなったと母から相談を受けました。2階の暑苦しい場所に1日いるので熱中症にならないか心配な様です。
「ベッドを使わないなら売っちゃうからね!」と歌丸に伝えるように言いました。
そうなんです。あの冷んやりベッドは某有名サイトで売りました。だって勿体無いもの。
脅しをかけてから数日後、再びベッドを使う様になったと報告がきました。
自分の物になった冷んやりベッド(使う使わないは別にして)を、いとも簡単に売られたから焦ったのでしょう。
話は変わりますが歌丸もだいぶ年をとり白髪が出てきました。
写真1枚目の若々しい歌丸と比べると、目の周りがだいぶ白くなってきましたね。私にも白髪が生え始め、一緒に年を重ねる喜びを噛み締めております。
先月は歌丸がヤモリを狩ったお話をしました。
それをきっかけにどうやら覚醒してしまったようです。
仕事の撮影で使用する鳥の羽が付いた飾りを床に置いていたら、歌丸が突然襲いかかりました!興奮状態になりあっという間に羽を引きちぎりました。
その勢いのまま星形の飾りに突進!ガジガジ噛み出したのです。私の商売道具に何してくれてんのよ!とすぐに取り上げました。
死にそうな蝉をいじくり回す事しか出来なかったのに、鋭い眼差しで獲物に喰らいつく様になりました。
キャットフードしか食べなかったのに人間飯の虜になりました。
歌丸は年を重ねる毎に色々な事を学んでいったのでしょう。狩りの楽しさも人間飯の美味しさも知ってしまたら最後。以前のような生活には戻れませんね!歌丸はこのまま突き進んで良いのでしょうか?
疑問を持ったまま今月のお話は終わります。来月はまた別のお話。