立春の色
二十四節気の色と食卓
画/柴田美佳 立春 (りっしゅん) 2/3 ~ 2/17 春の始まり。旧暦で立春は新年の始まりとされ…
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立春の初候、東風解凍(はるかぜこおりをとく)になりました。立春は二十四節気において1年の始まりとされます。「節分」は、季節が移り変わる時のこと。今では立春の前日、その年越しの夜をさす言葉となり「鬼は外、福は内」と豆を撒きます。
画/柴田美佳 立春 (りっしゅん) 2/3 ~ 2/17 春の始まり。旧暦で立春は新年の始まりとされ…
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春風が氷を融かす。この春風は春の雨を日本列島に呼び寄せます。東風は本来「こち」と読みますが、春…
続きを読む『びおの歳時記』
午後五時頃、お茶と軽食が伊藤博文の私室に用意された。テーブルについたのは仙之助と富三郎と三人だけだっ…
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鶏が卵を産む。寒中に産まれた卵は寒卵で栄養価が高いとされていますが、大寒のときに産まれた卵は特…
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※リニューアルする前の住まいマガジンびおから珠玉記事を再掲載しました。 (2009年02月19日の過…
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三月二一日の午後、仙之助と富三郎は、アーリントンホテルでにこやかな表情の伊藤博文に出迎えられた。手渡…
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小笠原伯爵邸は、新宿区河田町にある。かつて初孫が、東京女子医大病院で生まれた時に、妻と病院に見舞い、…
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小川が厚く凍る。二週間ほど前に「水泉動」で水が温かくなりはじめると言ったさきから、これです。「…
続きを読む『びおの歳時記』
※リニューアルする前の住まいマガジンびおから珠玉記事を再掲載しました。 (2008年12月07日の過…
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画/柴田美佳 大寒 (だいかん) 1/20 ~ 2/2 最も寒い頃という意味。酒、味噌など寒気を利用…
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蕗の花が咲く。初春に日本全国の路傍などで顔を見せる蕗の薹、ほろにがい風味が初春の食卓を彩るけれ…
続きを読む『びおの歳時記』
伊藤博文は、仙之助と富三郎の顔を交互に見まわすと言った。 「実は、急な用向きがあって、急遽帰国するこ…
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雉が鳴き始める。日本の国鳥である雉は、射殺される使者役で古事記に登場するほか十二支で猿と犬に鳥…
続きを読む『びおの歳時記』
※リニューアルする前の住まいマガジンびおから珠玉記事を再掲載しました。 (2008年12月27日の過…
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仙之助は、富三郎を伴って、アーリントンホテルの玄関に立った。 岩倉使節団の従者になることを強く望んだ…
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水が温かくなりはじめること。実際には浜名湖では一月まで温度がさがり、二月から徐々に水温があがり…
続きを読む『びおの歳時記』
いよいよ2025年が始まりました!お正月はゆっくりされましたか? 今回は年末年始の歌丸日記になります…
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画/柴田美佳 小寒 (しょうかん) 1/5 ~ 1/19 小寒から「寒中」と呼ばれる期間に入り、寒さ…
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春の七草の芹がわずかに生長する。芹は香気の強いハーブで、花は夏に咲くけれど早春に食べられるので…
続きを読む『びおの歳時記』
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冬に秋蒔きの麦の芽が出ます。そして雪の下では麦の芽は生長を止め、雪解後に再び伸びます。この寒い…
続きを読む『びおの歳時記』
一八七二年三月十四日、アメリカ国務省にて、二回目の条約改正交渉が行われた。 岩倉使節団の副使として伊…
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麋はシフゾウで、その角が落ちる。かつて中国の沼沢地に生息し、絶滅したとされたシフゾウ。イギリス…
続きを読む『びおの歳時記』
馬込からは、多摩川大橋を越えて川崎駅までの直通のバスの便が昔からある。2週間ほど前に、久しぶりに川崎…
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日をあらためて、仙之助と富三郎が山口林太郎に教えられた番地を尋ねると、立派な構えの写真館で、岩倉使節…
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画/柴田美佳 冬至 (とうじ) 12/21 ~ 1/4 冬気が極まるという意味。一年の間で昼が最も短…
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及東とは靫草。別名夏枯草ともいい利尿作用のある漢方薬です。夏至のころに及東枯があり、冬至と夏至…
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