暮らしを映すカメラ
Vol.6 住まい塾
知人に誘われて初めて「住まい塾」へ訪問しました。住まい塾と親しい鉄の作家さんのお話の会でした。ちなみにトップ写真のポストもその作家さんが作成したものだそうです。

2階の窓。元々なのか住まい塾の手によるものか聞きそびれてしまいました。スリガラスの効果もありながら絶妙な透け具合でした。おそらくサンドブラスト加工かと。

ビームランプと碍子の裸電球。シェードが無くても眩しくなく、とても機能的。

近所のお宅のポストも作家の仕事。作家性と職人の手仕事の境界線上の立ち位置と察しました。

火入れをして、無垢の角棒を上から潰してできるそのもののカタチ。

道具は画になります。暖炉脇の下地窓が実に効果的。

住まい塾で焼いてもらったこだわりの瓦だそうです。木々の影を写し、いぶし銀が実にキレイ。

群青の壁。全く褪せないので岩絵具ではないかとのこと。清々しい青色が乱反射した外光を反射しています。

手すりと手すり子は別パーツが当たり前の大量生産の現代にこの納まりは貴重です。やってみたい!

アトリエ裏の蔵。きれいに錆びたトタンはとても魅力的。梅の花器として見立てました。

鍛金の技。色っぽいカタチ。ピザ窯もそうですが、炎を相手にすると現れてくる機能的なフォルムとも言えます。
使用機材:
SONY α7
LEICA 50mm 1.4 SUMMILUX
写真はすべて、ノートリミング、デジタル未処理