二十四節気では立春の始まり、七十二候では黄鶯睍睆(うぐいすなく)となっています。

自粛期間での「巣ごもり」は家での過ごし方を見直す機会にもなりましたが、以前、建築させていただいたあいの木の家について、お施主さまより、ありがたい言葉をいただきました。家業が工務店ということもあり、これを機に紹介させてもらいたいと思います。

あいの木の家は２階屋に平屋の下屋がついた、３世帯が暮らす木の家です。

コロナが広がる前に建てられた家ですが、この巣ごもりでもストレスをあまり感じることがなかったとのことです。

例えば…、

２Fのスタディーコーナーです。階段から寝室につづく廊下の一角に作りました。コロナを想定していませんでしたけど、リモートワークにとても役に立った、と。

こうしたちょっと作業ができるところをフリースペースに設置したことで、１階の生活の場とほどよく距離があり、仕事モードになることができるとのこと。

１階のテラスにおいても、犬と遊んだり、バーベキューをやったりと、自粛期間中に大活躍しているようです。

図らずも今のような事態になってしまいましたが、そんな毎日でも過ごし方次第で快適なものになる。わたしたちの建てた住まいが、その助けとなっていたのは、何よりもうれしいことですね。

「日本のヘソ」と呼ばれる地、袋井からでした。

ちいきの記者
小澤典良 おざわ・のりよし
生まれも育ちも静岡県袋井市。高校卒業後、工務店、不動産業、設計事務所を経て独立。
袋井から出ていないので、研修や旅行などで遠方にいく機会があれば、必ずその町を散策し、その町の雰囲気を感じられる狭い路地や古い建物を見て回ります。行った先々で、発見したり学んだことを活かし、生まれ育った袋井の町の魅力を再発見していきたいと思います。

　

(株)造居ぞうい
静岡県袋井市愛野東1-8-5
TEL:0538-30-7217

URL:https://zoui.jp

みなさんの心地良い居場所を造るために、2011年に造居を設立しました。
土地を選ぶにしても、家を建てるにしても、その場所がそこに住むご家族にとって、安住の場所となり、帰りたい場所にならなければいけないと思います。
弊社は、お客様に提供する居場所に対して真摯に向き合い、良き住まいづくりをお手伝いしたいと考えています。