ちいきのたより

Vol.163  つどいとやすらぎの空間 
和歌山県和歌山市 和秋建設

地始凍 ちはじめてこおる

急に寒くなったり、暑くなったり。
木々も赤く色づき始めました。
外で過ごすのが気持ちのいい季節です。

暮らしが大きく変わり、生活のリズムも定着しつつあります。
県外への遠出は減りましたが、その分和歌山を深く知る機会も増えました。

大きな建物がなくなったり、新しい建物が知らない間にできていたり。
町もいろんな変化を繰り返しています。

和歌山市の中心に新しくできた「和歌山城ホール」。

和歌山城ホール

定点観測のようになっていますが建築中はこちら

元々あった和歌山市民会館が1979年から42年の歴史に幕をおろしました。
和歌山市民の人の多くはここでコンサートを見たり学校行事で利用したり、すぐ近くに暮らしていた私は小学校の頃はここで鬼ごっこ。学生時代は通学の途中に友達とベンチでおしゃべりしたり、吹奏楽をしていたのでここのステージで演奏したこともあり、たくさんの思い出が詰まった場所です。

和歌山市民会館
まだ今後の利用方法は決まっていないようで、できることなら取り壊さず新たな有効利用をして残してもらいたいです。

新しい「和歌山城ホール」は和歌山城の目の前

和歌山城ホール


文化芸術・人に出会う喜びや感動がまちの元気につながる「にぎわいの文化交流拠点」※webサイトより

紀州材をふんだんに使った気持ちの良い空間です。

紀州材の和歌山城ホール木の空間和歌山城ホール
紀州材の和歌山城ホール木の空間和歌山城ホール

そして、ちょうど展示室で開催されていた「タテモノノチカラ展」や、和歌山の歴史的建造物の写真展示、そしてまち歩きMAP。「町の名前地図」なんてものもあり、町の名前を調べながら、MAPのコースを散歩したくなります。


和歌山城ホール前のベンチ
建物の周りもベンチがたくさんありお弁当を食べたり、お茶を飲んだりできます。

新しい建物や周辺でもたくさんの行事が行われ、町に人が笑顔で思い出をつくるそんな建物になると思います。

自分たちが住む町、和歌山がいいところだなと改めて実感できる機会が多くなりました。

和歌山城ホール屋上の広場

鶴田 環
ちいきの記者
鶴田 環つるた・たまき
和歌山 和秋建設でおもに広報、web関係を担当。
田舎暮らしと町での暮らし、お仕事と家業どちらも楽しみ両立しています。
日々の暮らしの中での気づき、つながりを大切に考えています。

 

和秋建設
(株)和秋建設わしゅうけんせつ
和歌山県和歌山市北新戎ノ丁22番地
TEL:073-463-0748
URL:https://www.washu-m.com
和歌山市で地元の紀州熊野材を使い、安心で快適、そして豊かな暮らしを育む木の家づくりに取り組んでいます。「町の工務店」だからこそ目の行き届く「家守り」としての役割を地元和歌山で担いたいと考えています。時間をかけて育ち、乾燥させた良質な紀州材を使い木や人のぬくもりが感じる家づくり。住み継ぐことも大切に考え古民家再生にも力を入れています。

ちいきのびお参加工務店さん全国図

ちいきのびお