春分
-
しゅんぶん
昼夜の時間がほぼ等しくなる日。彼岸の中日にあたり、余寒はありますがどんどん気温があがっていきます。暑さ寒さも彼岸まで、の寒さの方、そしてぼたもちを食べる方がこちらの彼岸です。国民の祝日に関する法律では秋分の日は「祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ。」春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」と区別されています。その通りに過ごしましょうか。
- 花衣洛中洛外図へ帰る
- 中村安伸
桜始開
-
さくらはじめてひらく
桜が開花する。気象庁による開花日の平均値を見ると本州の主要地域でこの時季に染井吉野が開花します。この調査は沖縄や奄美では緋寒桜など他の桜で調査します。東京の開花日は靖国神社能楽堂わきにある染井吉野の標本木にて五、六輪の開花を気象庁職員が目視できた日となります。この時代に目視なんとも呑気ですが、花見の計画を立てるのには必要な情報。開花後一週間後が見ごろでしょうか。
- 花冷えの城の石崖手で叩く
- 西東三鬼