イベント情報 / 11月10日(水) 秋の設計セミナー「今、地方だから建築でやれることがある」

イベント情報 / 11月10日(水) 秋の設計セミナー「今、地方だから建築でやれることがある」

主催/一般社団法人 町の工務店ネット 協賛/手の物語有限会社

日時:2021年11月10日(水) 9:30〜17:30
参加費:1,000円/人(税込)
zoomウェビナーにて開催

 

パネルディスカッション

9:30〜12:30

建築でやれる余地はまだ残されていると考える“粘っている知恵者”が集って、侃侃諤諤“実になる議論”を交わします。

 

工務店の皆様へのメッセージ

今の工務店は、流行(トレンド)市場(ニーズ)に影響され過ぎていないか? 街のつくりもそんなふうで、広い道路・ショッピングモール・夜中まで煌々(こうこう)と照らすコンビニ・狭い敷地いっぱいに建てられた「酸素欠乏住宅」 が地方に押し寄せ、工務店はそれを「進化」や「発展」と履き違えています。考えてみたら、目下、深刻さを増しているヒートアイランド化もコロナ禍も、みんな大都市の「密の巣」に由来しているではありませんか。工務店は、それぞれの地方が持つところのよさ=「独自の種(シーズ)」をつかみ直すことです。行き詰まりを見せる大都市が振り向き、「本当に欲していたのはこれだったんだ!」と真似したくなる、そんな気づきをつくり出しましよう。…工務店は「明日の市場ニーズ」に目を向けよう。
設計事務所の皆様へのメッセージ

今、「東京的」なるのものが「地方」に押し寄せています。広い道路、ショッピングモール、夜中まで煌々と照らすコンビニ、狭い敷地にいっぱいいっぱいの住宅。ほんらい「地方」が持っていた、のんびり・ひろびろ・土の地べた・田んぼ・あふれる緑・ぎすぎすしない人間関係などのよさ、あえて言えば自らのアイデンティティを「地方」は失いつつあります。今、大都会はヒートアイランド化とコロナ禍で言われる「密の巣」のような状態に置かれています。「地方」だから、建築でやれることをやって、「東京」が真似したくなるような、そんなパラドックスを起こそうじゃないか。

枝廣淳子(環境ジャーナリスト)
素敵なシンポジウムですね! 地方の時代、本当にそう思います(ので私も移住しました)。
素敵な場になりますように!

 

 

講座

13:15〜17:30

脱炭素社会に向けた省エネ対策の「あり方検討会」による適合義務化に関し、中長期目標として太陽光抜き「ZEH」で行くことになりました。不十分な案だとする一方、光発電の義務化が避けられたのを歓迎する声もあります。真に求めたいのは、建築によって何をどこまでやれるかであり、今の熱貫流率で計算するやり方に固執するのでなく、ホドのいい室内気候を実現するため、周壁からの放射熱にこだわる技術。建築家・奥村昭雄によって考案され、50年近い建築実践の中で鍛えられたパッシブシステムが、ここに一つの結実を見ました。注目の「びおソーラー」を取り上げ、技術の詳細を解き明かします。


 

びおソーラーのシステム・コンセプト

  1. いたずらに流行を追わない。“普遍不易”をベースとする。
  2. ブラックボックスのない技術と利用システム。
  3. 余分なものは削ぎ、用いる部品は必要十分でいい。
  4. メンテナンス部品は“商流品”を用い、自分で直せること。
  5. 新築だけでなく、既存住宅にも使えるシステムへ。
  6. 自由に、オープンに、だれでも利用できるシステムへ。
  7. 経済性が高く、手頃な価格でやれるシステムであること。

びおソーラーの仕組み

もともある「屋根」や「床」のしくみを利用して、自然にある「熱」と「空気」を室内環境に用いる技術です。


日時:2021年11月10日(水) 9:30〜17:30
参加費:1,000円/人(税込)
zoomウェビナーにて開催