住まいのグラフィティ
Vol.38 春霞の家
ono設計室
鎮守の杜に守られ、樹々の間から太平洋を望むすばらしい敷地。
最初にこの場所に立った時、美しい海と緑に囲まれた風景にこころを打たれました。
この家が建つことで周囲の環境の美しさがいっそう引き立つ
「風景の添景となるような建築」
この家が建つことで人のよりどころとなり、安心して自然と向き合える「人と自然をとり結ぶ場としての建築」
そんな建築を目指して計画を進めました。
小野 剛
![ono設計春霞の家の玄関ホール](https://bionet.jp/wp-content/uploads/2018/09/ono1.jpg)
ペレットストーブの火が「ようこそ!」と迎え入れてくれる玄関ホール
![小野剛設計春霞の家の方形屋根の天井](https://bionet.jp/wp-content/uploads/2018/09/ono2.jpg)
方形屋根の下、松林が一番きれいに見える場所にソファをしつらえました。
暖炉のパチパチという音が心地よいです。
![ono設計春霞の家リビング](https://bionet.jp/wp-content/uploads/2018/09/ono3.jpg)
ひとつひとつ丁寧に設計して職人さんが丁寧につくった暖炉と家具、暮らしを支える名脇役です。
![春霞の家の風呂](https://bionet.jp/wp-content/uploads/2018/09/ono4-640x640.jpg)
コーナー窓から松林を眺めてのんびり入浴、手前の石垣がアクセントに
![小野剛設計春霞の家](https://bionet.jp/wp-content/uploads/2018/09/ono5-640x640.jpg)
水盤の奏でるチョロチョロという音を聞きながら松風に吹かれていると
いつの間にやらウトウトと・・・
![簡素な山小屋のような雰囲気の外観](https://bionet.jp/wp-content/uploads/2018/09/ono6.jpg)
夕暮れにオレンジ色にぽかりと浮かびあがる室内の様子