我輩は歌丸である。

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海外のお友達もやっぱり猫が好き!?

前回お話したノバスコシア州の旅を終え、私は20年来の友人Nancyが住むオンタリオ州へ移動しました。
長年日本に暮らしていた彼女が帰国して数年、久しぶりの再会です。

まずはゆっくりおしゃべり!という事で空港から彼女の家に直行しました。
湖が見渡せるバルコニーで休んでいたら、白黒ハチワレ柄の猫がちょこんと座っているではありませんか!

カナダのアゴ髭がかわいいハチワレ猫

Nancyの愛猫Boris


猫の名はBoris(ボーリス)、人懐っこくて黒い顎がなんとも可愛い猫ちゃんです。

お互い話したい事が山ほどあったはずなのに、まずはBorisの話で盛り上がったのでした。

今回の旅は猫運が良過ぎます。猫熱を冷ましに近所へ散歩に出かけましたが、行く先々で猫に会い私の心は益々ザワつきます。

カナダの猫たち

お散歩中に会った猫たち


旅の初めに出会った『 幸運を呼ぶ猫 』の力なのでしょうか?私の潜在意識が猫を呼び寄せているのでしょうか?

数日後トランジットの為、ニューヨークへ渡りました。
一晩だけの滞在は、これまた数年ぶりに会う従姉のBianca宅です。

センス抜群の彼女の部屋を見渡すと、『 メイ 』と同じキジ猫ちゃんがジッとこちらを見つめているではありませんか!

猫の名はGina(ジーナ)、大きな目が可愛い女の子らしい猫ちゃんです。

くつろぐキジ猫

Biancaの愛猫Gina


Ginaの愛くるしい『ミャーォ』という声で私の猫欲導火線にパッと火花が散りました。
だって2人の愛猫が可愛すぎて羨ましかったんだもの。

連載第1回でお話した猫欲の爆発は必然であり、お目当のグレー猫ではなく『 ぴっち 』やBorisと同じ柄の歌丸が我が家に来た事は、運命だったのではなかろうか?

まさか!あの幸運を呼ぶ猫の力が国境を越えたのでしょうか!?
だとしたら力が強すぎてちょっと怖いじゃない!

カッコイイハチワレ猫歌丸

オンライン会議の画角を試している歌丸


僕と同じ柄のBorisとお話ししてみたいのよ!
ねぇっ!Borisとオンライン猫会議やるからパソコン貸してちょうだいよ!

その会議、飼い主の悪口大会になりそうなので貸しません!
次回はBorisが主役です。それはまた別のお話。

著者について

永田花

永田花ながた・はな
文化学院建築科を卒業後、ステンドグラス作家の山本幸子氏(株式会社山本・堀アーキテクツ)の下で働きながら物つくりの基本を学ぶ。その後N設計室勤務。仕事をしながらクラブイベントの会場装飾・ポスターやフライヤーデザインを手がける。現在は写真を使ったオーダー雑貨のデザイン・制作を生業としている。
http://87utamaru.wix.com/tutti-cat

連載について

永田花さんの飼い猫歌丸くんの日常について綴るエッセイ。歌丸は猫っぽくない、と花さんから聞いて、それはどういうことだろう?ととても興味を持ちました。花さんと歌丸との出会いから、これまでのこと。ほっと一息つけるようなエピーソードにあふれています。