冬至
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とうじ
冬至は一陽来復、陰の気が満ち陽の気が復活する日。早稲田の穴八幡宮では冬至に一陽来復のお札を頒布します。冬至には柚子湯をする家があり、「ん」がつくものを食べると運盛りになるとされ、金柑と銀杏に人参や大根や蓮根がいいとされています。有名な冬至のかぼちゃは南京(なんきん)と呼ばれるためこれも運盛り。熱い湯に入り、栄養のあるものを食べて冬の最も寒い時季に備えます。
- 冬至湯は亡父も入る熱くせよ
- 斉田仁
乃東生
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なつかくれくさしょうず
及東とは靫草。別名夏枯草ともいい利尿作用のある漢方薬です。夏至のころに及東枯があり、冬至と夏至をなじみのない植物の生と枯で表現しているのが日本の七十二候。クリスマス行事が盛りとなり町をイルミネーションが彩ります。クリスマスはイエス・キリストの降誕を記念する日ですが実際の誕生日は新約聖書のどこにも書いておらずゲルマン民族の冬至祭が起源とも。人は昔から太陽をよく観察していますね。
- クリスマスカード消印までも読む
- 後藤夜半