イベント情報

「ヤドカリプロジェクト」が第1弾『がんばり坂の家』の予約販売を開始!

以前びおで紹介した「ヤドカリプロジェクト」の第1弾『がんばり坂の家』の予約販売と、同時に第2弾『鴨江4丁目の家』の賃貸募集開始のお知らせです。

浜松市中区鴨江の空き家再生

がんばり坂の家。

ヤドカリプロジェクトとは?

1.空家を格安で購入する(仕入)
購入前にインスペクションを行い、比較的健全な住宅を選んで仕入れる。
2.スケルトンリフォーム(仕上げを剥がす全面的なリフォーム)
長期優良住宅以上にグレードアップさせ、資産価値を大幅に回復する。この際、既存住宅性能評価や長期優良住宅認定を利用し、性能を公的に証明する。
3.自宅兼事務所として使用したのち、公的な根拠に基づく評価額で市場に戻す
戸建住宅価格査定マニュアルに基づく評価額で転売し、市場に戻す。

空き家を買い取ってスケルトンリフォームし、自邸兼事務所として利用したのち転売、利益を元手にまた別の空き家を自邸として改修。これを繰り返し、自身はヤドカリのように移動しつつ、足跡となる空き家を一つずつ復活させていく。

1Rリノベーション

光、風、人間が通り抜ける「開かれた家」

予約販売と賃貸募集の詳細については:㈱リージョン・スタディーズまでお問い合わせください

白坂隆之介
白坂隆之介しらさか・りゅうのすけ
「1979年浜松市出身。京都大学で宇宙物理学を学んだ後、同大学工学部建築学科へ学士編入。地球環境学修士。シーラカンスK&Hに8年間勤め、学校や病院などの設計を担当。2016年、REGION STUDIESを設立。浜松にUターンし、「ヤドカリプロジェクト」始動。同プロジェクトで地元信金のビジネスコンテスト最優秀賞受賞。一級建築士。

味岡伸太郎さんのイベント情報
11/2〜開催 宮ノ洞からのInspiration

「暮らしの時代 美術・デザイン・建築 –– 味岡伸太郎の仕事」(全4回)の記事でご紹介した、領域を横断的に活躍するアーティスト・味岡伸太郎さんのイベント情報です。

味岡伸太郎作品宮ノ洞からのinspiration

味岡伸太郎展
宮ノ洞からのInspiration

<開催に寄せて>

2019年の7月、8月は、熱い夏だった。
豊田市に残る農村舞台でのアートプロジェクトで
私が選んだのは大坂町宮ノ洞熊野神社の舞台。

鳥居をくぐると、緩やかな上り坂が、蛇行しながら森の奥へと続き
上りきると些かな平地がある。
そこに、安政6年(1859)創建の小さな農村舞台が建つ。

桁行4間4尺、梁行2間1尺。
壁は無く、柱だけの誠に慎ましい舞台である。
社叢の雑木を骨組みに
黄土から褐色の泥水に浸した継ぎ接ぎの布を張り巡らせた。

透過したイエローオーカーの光に抱かれ
8月の数日、手慰みした器で一期一会の茶会を開いた。

社叢には、水道・電気は通っていない。
奥まった一角に据えられた(つくば)いに沢水が滴り落ちている。

鳥居から蹲いまで、約100メートル。
周辺の大小の石や歴史の欠片を集めて
参道の中ほどに一筋の「路次」を創った。

参道の中心は人が歩く場ではない。
「路次」は、神の通う道しるべ。

今回のインスタレーションは
宮ノ洞熊野神社から得たInspirationに
持ち帰った石と新たな技で制作する。

開館40周年記念 豊橋美術博物館コレクション名品展「ナイン・ストーリーズ」に27歳の頃に制作した、Fig Drawingが並びます。最初期と最新作を、あわせてご覧ください。
*現在開催中(2019年11月17日(日)まで/一般・大学生600円)

<開催概要>

「味岡伸太郎展 宮ノ洞からの Inspiration」

11月4日(月・振休)・午後2時~
語り手 : 村田眞宏(豊田市美術館館長)×味岡伸太郎
*お問合せは、上記まで。

味岡伸太郎さんのイベント情報
農村舞台アートプロジェクト2019
「アートで蘇るとよたの農村舞台群」

「暮らしの時代 美術・デザイン・建築 –– 味岡伸太郎の仕事」(全4回)の記事でご紹介した、領域を横断的に活躍するアーティスト・味岡伸太郎さんのイベント情報です。

農村舞台アートプロジェクト2019「アートで蘇るとよたの農村舞台群」

農村舞台アートプロジェクト2019
「アートで蘇るとよたの農村舞台群」

全国的にも珍しい農村舞台という地域の文化財を活用し、地域発信のアートプロジェクトとして、様々な取組みを実施。農村舞台を「ギャラリー」や「劇場」として見立て、展覧会やライブを地域住民と共働で開催されます。

あいちトリエンナーレ2019連携企画事業

農村舞台アートプロジェクト2019「アートで蘇るとよたの農村舞台群」

農村舞台アートプロジェクト2019チラシ

農村舞台アートプロジェクトとは

豊田市の東部から北部の中山間部に現存する国内有数の農村舞台群を地域の文化資源として活用し、アートで地域の絆をつなぐとともに新たな市民文化を発信するアートイベントとして2010年にスタート。農村舞台の空間にアーティストが個展形式で挑む『アート』と、人形浄瑠璃からバレエ、オペラ、舞踏など多様な舞台芸術で挑む「ライブ」で構成するこのプロジェクトは、都市型祝祭アートイベントと一線を画し、地域に根差したアートイベントのロールモデルとして高く評価され現在に至っています。

会場

アート展示:

  1. 迫町磯崎神社:野瀬昌鷹、理恵 親子unit(美術・愛知県名古屋市)
  2. 藤岡飯野町秋葉神社:伊藤庭花(いけばな作家・東京都)
  3. 三箇町八柱神社:岩城和哉(建築設計・埼玉県)
  4. 大坂町熊野神社:味岡伸太郎(美術家・愛知県豊橋市)
  5. 小原町賀茂原神社:青木崇(建築家・大阪府)


ライブ公演:

  1. 8月4日(日)西中山町八柱神社
  2. 8月17日(土)深見町磯崎神社

味岡伸太郎さんの展示について

《野良茶会》
4日(日)・11日(日)・12日(月祝)・18日(日)いづれも11時〜15時に開催

会場:熊野神社
住所:愛知県豊田市大坂町宮ノ洞150
※駐車場は、神社手前の「松月寺」駐車場をご利用ください

10周年記念 農村舞台アートプロジェクト2019

「アートで蘇るとよたの農村舞台群」
農村舞台アートプロジェクト


期  間 :

アート展示:8月4日(日)~18日(日)
ライブ公演:8月4日(日)・8月17日(土)

開館時間 : 午前9時~17時(最終日は16時)
休館日  : 毎週月曜日(ただし4月29日[月・祝]、5月6日[月・振]は開館)、5月7日(火)
入場料  :

アート展示:無料
ライブ公演
① 公演:1,000円
② 公演セット券(深見町磯崎神社&西中山八柱神社):1,800円
※割引制度:「あいちトリエンナーレ 2019」国際現代美術展 1DAYパス及びフリーパス提示で1公演につき100円割引(詳細はこちら

取扱窓口 : 豊田市民文化会館、藤岡南交流館、藤岡交流館
お問合せ : 豊田市文化振興財団 文化事業課(豊田市民文化会館内) 開館時間:9時~21時 ※月曜休館 TEL:0565-31-8804
主  催 : (公財)豊田市文化振興財団
主  管 : 農村舞台アートプロジェクトチーム
後  援 : 豊田市、豊田市教育委員会、(一社)ツーリズムとよた
協  力 : 迫町自治区、三箇自治区、藤岡飯野自治区、大草自治区、深見自治区、西中山自治区(順不同)

味岡伸太郎さんのイベント情報

「暮らしの時代 美術・デザイン・建築 –– 味岡伸太郎の仕事」(全4回)の記事でご紹介した、領域を横断的に活躍するアーティスト・味岡伸太郎さんの展覧会が開催中です。

アイチアートクロニクル191−2019

愛知県美術館で開催される「アイチアートクロニクル」展は、1919年を起点として、20-30年代の洋画壇やアヴァンギャルドの活発な活動、40-50年代の混乱と復興、60-70年代の反芸術やオフ・ミュージアムの傾向、80-90年代の現代美術を扱うギャラリーの増加、そして2000-10年代の官主導の公募展や芸術祭の隆盛にいたるまでの100年のあいだに、愛知の前衛的なアートシーンを様々なかたちで揺り動かしてきたムーブメントや事件を、愛知県美術館、名古屋市美術館、豊田市美術館をはじめとする地域のコレクションを通じて辿る企画展です。

味岡伸太郎土によるドローイング本坂峠地質調査 16-1

本坂地質調査 16-1 土・麻布 320×182cm 1995

アイチアートクロニクル展には
土による平面のシリーズの最初期の作品である
「本坂地質調査 16-1」が展示されます。
愛知県と静岡県の県境「本坂峠ほんざかとうげ」に露出した地層から
16段に渡って採取した土によるドローイングです。

愛知県美術館リニューアル・オープン記念 全館コレクション企画

アイチアートクロニクル 1919-2019

愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
期  間 : 2019年4月2日(火)~6月23日(日)
開館時間 : 10:00~18:00 金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
休館日  : 毎週月曜日(ただし4月29日[月・祝]、5月6日[月・振]は開館)、5月7日(火)
観覧料  : 一般 500円 高校・大学生 300円 中学生以下無料
主  催 : 愛知県美術館
特別協力 : 名古屋市美術館

出品作家(予定)

青田真也、秋吉風人、浅井忠、あさいますお、浅野弥衛、味岡伸太郎、有馬かおる、安藤邦衛、安藤正子、安藤幹衛、猪飼重明、イケムラレイコ、市野長之介、伊藤髙義、伊藤利彦、伊藤敏博、伊藤廉、稲葉桂、今村文、岩田信市、魚津良吉、臼井薫、大﨑のぶゆき、大沢海蔵、大沢鉦一郎、太田三郎、大塚泰子、岡田徹、荻須高徳、小栗沙弥子、尾沢辰夫、加藤靑山、加藤静児、加藤延三、加藤マンヤ、川口弘太郎、河本五郎、岸田劉生、岸本清子、北川民次、北脇昇、鬼頭甕二郎、鬼頭健吾、鬼頭鍋三郎、木村充伯、河野通勢、久野真、久野利博、熊谷守一、倉地比沙支、栗本百合子、栗木義夫、黒田清輝、鯉江良二、河野次郎、小杉滋樹、後藤敬一郎、小林耕平、小林孝亘、斉と公平太、坂井範一、坂本夏子、佐藤克久、佐分眞、沢居曜子、設楽知昭、島田卓二、下郷羊雄、庄司達、白木正一、杉戸洋、杉本健吉、鈴木不知、清野祥一、関智生、ゼロ次元、染谷亜里可、竹田大助、田島二男、田島秀彦、辰野登恵子、東郷青児、東松照明、徳冨満、戸谷成雄、登山博文、中條直人、中野安次郎、奈良美智、西村千太郎、額田宣彦、野崎華年、野水信、長谷川繁、原裕治、櫃田伸也、平川祐樹、古池大介、ぷろだくしょん我S、堀尾実、眞島建三、松下春雄、三岸好太郎、三岸節子、水谷勇夫、宮脇晴、村瀬恭子、村松乙彦、森北伸、森眞吾、八島正明、矢橋六郎、山口勝弘、山下拓也、山田彊一、山田純嗣、山田睦三郎、山本悍右、山本高之、山本富章、横井礼以、吉川家永、吉川三伸、吉本作次、渡辺英司ほか

展示替え情報

期間中、一部作品の展示替えを行います。

しゅんしゅんさんのイベント情報

ジャパネスク〜富士屋ホテル物語〜にて挿絵を担当して頂いている素描家しゅんしゅんさんの展示会-sen-が開催中です。

shunshun-sen- cafedugrace921galleryshunshun-sen- cafedugrace921gallery

詳細はコチラ
http://www1.odn.ne.jp/~cao34500/2019gallery-shunshun.html

sen

期   間 : 2019年3月9日(土)-2019年3月31日(日)
店 休 日 : 水曜日
時   間 : 10:00-18:00 / 最終日:16時まで
会   場 : CAFE DU GRACE 921GALLERY
岡山県赤磐市下市92-1
TEL/FAX : 086-955-4548
http://www1.odn.ne.jp/~cao34500/2015cafe-gallery.html


shunshun在廊

3月9日(土) /15-18時
3月10日(日)/13-18時
3月11日(月)/10-18時
3月31日(日)/10-16時


「Name Drawing」

あなたのお名前と、その場の会話から、inspirationを得てDrawingします。
世界に1枚だけの線画が生まれる瞬間を。

日   時 : 3月10日、11日、31日(予約制)
ご予約の詳細はコチラ
http://www1.odn.ne.jp/~cao34500/2019gallery-shunshun.html

味岡伸太郎さんのイベント情報

「暮らしの時代 美術・デザイン・建築 –– 味岡伸太郎の仕事」(全4回)の記事でご紹介した、領域を横断的に活躍するアーティスト・味岡伸太郎さんの展覧会が開催されます。

味岡伸太郎展・枝と枝の間2019年3月16日から4月13日


味岡伸太郎展redandbluegallary

味岡伸太郎枝と枝の間チラシ

★3月16日(土)17:00よりトークショウ「味岡伸太郎×櫻井拓(編集者)」

※事前申込制/参加費 無料
件名に「トークショウ参加」、本文に「参加人数、お名前、お電話番号」を明記の上、event@redandblue.jpまでお申し込みください。
定員(20名)になり次第、受付を終了いたします。

味岡伸太郎展 枝と枝の間

期   間 : 2019年3月16日(土)~4月13日(土) ※日・祝・月休廊
3月16日(土)17:00よりトークショウ「味岡伸太郎×櫻井拓(編集者)」
時   間 : 12:00~19:00(火〜金)
会   場 : RED AND BlUE GALLERY
東京都中央区新富1-5-5 トーア新富マンション102
tel: 03-6280-5287 fax:03-6280-4736
e-mail:info@redandblue.jp
www.redandblue.jp

味岡伸太郎 古希の「ぐい呑み」展

「暮らしの時代 美術・デザイン・建築 –– 味岡伸太郎の仕事」(全4回)の記事でご紹介した、領域を横断的に活躍するアーティスト・味岡伸太郎さんの展覧会が開催されます。
味岡伸太郎古希の「ぐい呑み」展2月23日(土曜日)〜3月5日(火曜日)
以下、味岡さんからのメッセージです。

ぐい呑みを作ることが無性に面白い。

平たく延ばした粘土に型を乗せ、丸く切る。
ナイフは松の木切れの先端を
切り出しのようにカットしたものを使う。
これが、底になる。

道具は立派なものはいらない、数も持たない方がいい。
簡単で有り合わせのものが使えればさらにいい。

次いで、粘土を長めに手で延ばす。
延ばしたままの時もあれば
先ほどの木切れの柄の部分でならすときもある。

延ばした粘土から長方形の板を切り出す。
やはり型を使う。
そして、櫛や鋸の刃や木切れで線を描く。

この板を先ほどの底に巻き付ける。
1cmほどが重なる。
重なった部分と底をなじませる。

数時間乾かし高台をつける。
手早く、こだわらず、そして、乾燥。
窯場に有り合わせの釉を掛けて焼成する。

粘土は原土を採取してそのまま使う。
菊練りも、数えてもらえず、知らない。
余った粘土を使うことがあっても寝かせることはない。

こんな具合で作ったぐい呑みが
アトリエで数の主張を始めた。
要するにたまってしまったということ。

そして、私も古希になってしまった。
なにも関係はないのだが並べてみることにした次第。
ご笑覧あれ。そしてまずは一献。

味岡伸太郎古希の「ぐい呑み」展2月23日(土曜日)〜3月5日(火曜日)

展覧会名 : 古希の「ぐい呑み」展 味岡伸太郎

会   期 : 2019年2月23日(土)~3月5日(火) ※水曜休廊
2月23日(土)午後6時よりオープニングトークと古希の「ことほぎ」
時   間 : 11:00~18:00
会   場 : GALLERY 入船
愛知県豊橋市入船町11番地1
http://g-irifune.jugem.jp
企画:ギャラリーサンセリテ tel:0532-53-5651

味岡伸太郎 灯展

「暮らしの時代 美術・デザイン・建築 –– 味岡伸太郎の仕事」(全4回)の記事でご紹介した、領域を横断的に活躍するアーティスト・味岡伸太郎さんの展覧会が開催されます。

以下、味岡さんからのメッセージです。

庭の小枝とチベットのロクタ紙と
鳳来の宇連川の河原石を組み合わせて
灯りができました。
若い陶芸とガラスの作り手との展示です。

初日の8日の夕べには、
晴れればベランダにも灯りを灯します。
ささやかな時間をお楽しみください。

灯展 味岡伸太郎

展覧会名 : 灯展 味岡伸太郎 稲吉オサム 栗原瑠璃華

会   期 : 2018年12月8日(土)~18日(火) ※水曜休館
時   間 : 11:00~18:00
会   場 : GALLERY 入船
愛知県豊橋市入船町11番地1
tel 0532-53-5651 http://g-irifune.jugem.jp

【7/18〜19】富山・「夏の設計セミナー」


都市住宅の拡張郊外化ではなくて、
「佇まいとしての田園集落」という、
今までのあり方を、180度転換する視座に立つ、
近郊集落の創造と居住の方法を学ぶ設計セミナーを開催します。
都市計画法の改正に伴い、新しい用途地域「田園住居地域」が今春施行されました。
緑と農と住まいをテーマにした「新しい郊外住宅」像が、これからの地域設計者・地域工務店の向かうべき方向に大きな影響を与えることは必至です。
最先端でこの流れを御すべく、建物見学とケース・スタディを軸とした、一大イベント。名だたる建築家も、自らのプランを携えて駆けつけます。乗り遅れることなかれ。

富山に田園ヴィレッジをつくりました。

《富山県田園居住推進協議会会長 沢本雅彦(建築工房アシストプラスアルファ株式会社 代表)》

数年前から、富山の町工ネットのメンバー間で、富山市郊外に共同プロジェクトを立ち上げよう、と言い合って来ました。
富山市はコンパクトシティを掲げていて、それはそれでいいのですが、富山らしい、土地が広くて、のんびりした家を欲する人も多く、それに応えるのも工務店の仕事です。
というわけで、今回、ご案内にある「田園ヴィレッジ」をつくりました。前川さんと、私のところで建て、アディックの藁谷さんが3棟目の計画を立てておられます。
たった3棟でヴィレッジというのは、少々気が引けますが、最初の一歩を踏み出したわけで、知り合いの工務店や設計事務所の評判も上々で、何よりユーザーの反響が大きく、それに励まされて、田園居住推進協議会を立ち上げました。この取り組みを、我々だけのものではなく、これからの富山の住まいをかたちづくるものにしたい、と考えてのことです。
夏の富山はいいですよ。北陸新幹線も通って近くなりました。みなさんに、我々が考えていること、仕事ぶりを見ていただき、意見を交換できれば幸いです。お待ちしております。

土地所有のあり方を問い直す機会に

《一般社団法人 町の工務店ネット代表 小池一三》

東京では1時間も電車に乗らないと郊外に出られませんが、地方では10〜15分程度で郊外に出られます。郊外でセルフ農業しながら街に勤めに出る、そんな試みを、富山の仲間がやってのけました。
郊外は、調整区域や農振地域が多く、今まで住宅を建てられない土地が多かったのですが、13番目の用途地域が生まれました。まだ、制度設計が出来ていませんが、ケース・スタディすることはできます。
富山の案件では、土地は売却分譲されましたが、定借なら100坪の土地を月1万円で借りられるといいます。これまで定期借地は、坪60〜80万円もする高密度な土地と考えられて来ましたが、発想を変えれば、全く異なるあり方でやれます。もし月1万円の地代なら、所有も利用も関係なく自分でも家を建てられる、ということになります。
しかし、郊外居住のデザインが伴わなければ、魅力になりません。
おもしろい、なるほど、これぞ自分が住みたいと思っていた土地だ、建物だという設計が、やはり決定的です。
富山で発足した「田園居住推進協議会」がどんな活動を計画しているのかも興味が尽きません。みなさん、富山でお会いしましょう。

【プログラム】 選べる3つのコース

「夏の設計セミナー2018」に、3つのコースを設定しました。
それぞれの立場や興味により、参加コースをお選びください。

Aコース(1泊2日 / 定員50名)

まちづくりプランナー養成塾+建物見学
7/18(水)
6軒の住宅を、びっしり見て回る建物見学ツアー
6人の建築家による「ベーシックな平屋」プレゼン会
大交流会
7/19(木)
住宅地計画をプランするにあたって 塾長/田瀬理夫(造園家・プランタゴ代表)
田園居住集落ケース・スタディ 即日設計
ケース・スタディ プレゼン&講評会

Bコース (※町の工務店ネット会員限定)

経営戦略を練る会+建物見学
7/18(水)
(Aコースと共通です)
7/19(木)
住宅地計画をプランするにあたって 塾長/田瀬理夫(造園家・プランタゴ代表)
これからの経営戦略を練る会
ケース・スタディ プレゼン&講評会

Cコース(日帰り)

建物見学のみ
7/18(水)
JR富山駅集合・バス乗車
6軒の住宅を、びっしり見て回る建物見学ツアー
JR富山駅にて解散

気になるプログラム内容

郊外居住の新しいカタチ・田園ヴィレッジをはじめ、平屋、古民家を改修したモデルハウス、富山現代町家など、木の家の魅力を満喫できる6つの建物を見学します。

〜田園ヴィレッジ〜 全体監修:河合俊和(河合俊和建築設計事務所)
●「景ひかりの家」
設計:河合俊和(河合俊和建築設計事務所) 施工:木の香 株式会社前川建築
●「寺町の家」
設計・施工:建築工房アシストプラスアルファ株式会社
●「埜のの家」
設計:河合俊和(河合俊和建築設計事務所) 施工:木の香 株式会社前川建築
●「五百石の家」
設計・施工:建築工房アシストプラスアルファ株式会社
●「立山平屋」
設計:河合俊和(河合俊和建築設計事務所) 施工:木の香 株式会社前川建築
●「杉の家」
基本設計・監修:趙 海光(ぷらん・にじゅういち)
実施設計:趙 海光/建築工房アシストプラスアルファ株式会社
施工:建築工房アシストプラスアルファ株式会社


6名の建築家が提案する「ベーシックな平屋」とは、どう言ったものなのか。注目。
◆三澤文子 (提案建築家・Ms建築設計事務所主宰)
◆迫 英徳 (株式会社シンケン代表)
◆趙 海光 (ぷらんにじゅういち主宰)
◆河合俊和 (河合俊和建築設計事務所主宰 / 伝統工芸士)
◆村松 篤 (村松篤設計事務所主宰)
◆堀部安嗣 (堀部安嗣建築設計事務所主宰)


建築設計のセミナーは多くあれど、住宅地計画を学ぶ養成塾は、類例が少ないかもしれません。しかし、これからの設計者・工務店に求められるのは、1軒の家のプランを超えた、町角プラン、住宅地計画です。開発側の都合によるハーモニカ街区を卒業し、住まい手の暮らしを中心とした住宅地計画を学ぼうではありませんか。
第一回目のつくばと同様、今回も実在する土地を課題地に据え、実践的な養成塾とします。住宅地に配置する建物は、自分で設計しても良いし、建築家6人の「ベーシックな平屋」案を配置しても構いません。
まちづくりプランナー養成塾の塾長は、造園家の田瀬理夫さんです。私たちの積極郊外・田園住居集落の考え方にご賛同、快諾いただきました。
田瀬さんは、NHK『美の壺』にて「空中庭園」として取り上げられた、『アクロス福岡』などの代表作で知られるランドスケープデザイナーです。1986年に竣工した集合住宅『ゆりが丘ヴィレッジ』は、2011年度、公益社団法人日本建築家協会(JIA)による「25年賞」を受賞されています。
田瀬さんの助手を務められる林英理子さんは、1998年よりデンマークにてランドスケープデザイン事務所に勤務され、帰国後、Lysningを設立されました。2010年より東京に拠点を移し、ランドスケープデザインに関わる活動に取り組んでいます。2014年、デンマークで関わられた仕事に対し「竹山実賞」を受賞されています。

※参加は、町の工務店ネット会員工務店に限定させていただきます。
これまでの町の工務店ネットの経営者の集いは、どの工務店にも合う議論をということで、ともすれば総花的なものになりがちでしたが、今回は「土地問題」に及ぶ田園居住に焦点を据えたいと考えました。工務店業界は、ZEHやリノベなどに目が向いていますが、もう少し視野を広げ、地域全体を見渡して、住まう場所そのものをどうつくって行くかに関心を持つべきかと思います。
田園住居の取り組みが持つインパクトは、想像される以上に大きなものがあり、これからの「経営戦略を練る会」は、集中的にこれを取り上げ、これまで町の工務店ネットが進めてきた「里山のある町角」づくりの展開についても、併せて掘り下げます。
全国10ヶ所ならという計画のもと、参加を10社程度と設定しました。忌憚のない意見をいただきながら、まさにこれからの「経営戦略を練る会」になればと考えています。

開催概要

【日時】
7月18日(水)12:00 〜19日(木) 14:30【A・Bコース】
7月18日(水)12:00 〜17:30【Cコース】

【場所】
JR富山駅集合、セミナー会場(ホテル)にて解散【A・Bコース】
JR富山駅集合、JR富山駅にて解散【Cコース】
セミナー・宿泊会場:ホテルグランテラス富山(JR富山駅から徒歩7分)

【参加費】
会員:39,000円/人(税別) 一般:49,000円/人(税別)【A・Bコース】
会員:9,000円/人(税込) 一般:12,000円/人(税込)【Cコース】

※「会員」とは、手の物語ユニティ・町の工務店ネット・田園居住推進協議会のいずれかのメンバーのことです。
※ 事前申込み。参加費の事前振込みが必要です。
※ 会場地図、詳しいプログラム、参加費ご入金先等は、参加お申込み確認後、Eメールにてご案内申し上げます。
※ 定員に達し次第締め切らせていただきます。
申し込み方法
下記より申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、下記申し込み先までFAXをご送信ください。
折り返し、Eメールにてご案内させていただきます。

◆参加申込フォーム

◆参加申込FAX用PDF

W. ALC®で実現する非住宅分野の木質化セミナー

集成材の進化!

2010年に制定された公共建築物木材利用促進法により、非木造建築への木材利用が課題になっています。
鉄筋コンクリート造へのカーテンウォールとしても取り付け可能なWOOD.ALCのセミナーが静岡県浜松市で開催されます。

以前、編集部が訪れた掛川市森林組合新事務所でも使われ、設計者の村松篤さんも講師として参加されます。

日時 2018年5月17日(木)14:00~16:30(受付開始13:30)
場所 アクトシティ浜松研修交流センター 62研修交流室

 

町づくりプランナー養成塾のご報告

4/9〜10、茨城県つくば市において、『町づくりプランナー養成塾』が開催されました。

詳しい報告を、町の工務店ネットwebサイトに掲載いたしましたので、ぜひご覧ください。
新しい用途地域「田園住居地域」をにらんだ、先進的な取り組みとして注目を集めました。
第2回の開催も予定されています。

http://machi-no-komuten.net/archives/26750

たかだみつみ木版画展 愛でる記憶2017-2018

びおで木版画を連載していただいている木版画家たかだみつみさん。
氏の個展が新潟と東京の2か所で開催されます。
木版画はむかしから実際に肉眼で見て楽しむもの。液晶画面では見られない木版画の魅力を発見しに会場へ足を運ばれてはいかがでしょうか?

たかだみつみ

展覧会名 : たかだみつみ木版画展「愛でる記憶2017-2018」

【新潟会場】
会   期 : 2018年5 月19日(土)~27日(日) ※水曜定休
時   間 : 10:30~18:00(土日祝19:00)
会   場 : LOCAL IDENTITY STORE(LIS長岡)
新潟県長岡市高畑町660(SHS長岡別館)
tel 070-2151-0351 http://lis.farm8.jp

【東京会場】
会   期 : 2018年6 月18日(月)~24日(日) ※無休
時   間 : 11:00~19:00(最終日は16:00)
会   場 : 月光荘画室1
東京都中央区銀座8-7-2永寿ビルB1F
tel 03-3572-5605 http://gekkoso.jp/

観 覧 料 : 無料
出 品 者 : たかだみつみ
出品点数 : 約15点(予定) 作品は購入も可能

旅行作家山口由美さんと巡る
建築家ジェフリー・バワ/スリランカの旅

ジェットウイング・ライトハウス

写真提供=山口由美

スリランカの建築家、ジェフリー・バワをご存知ですか?
今やリゾート建築を語るには欠かせない存在となった、建築家です。
今回は、その世界的有名な建築家の仕事を巡るツアー「熱帯建築家 ジェフリー・バワの美学にふれるスリランカの旅 7泊9日」の紹介です。

旅をナビゲートするのは、山口由美さん。
山口さんは、旅行業界の専門誌の記者を経て、現在は旅行作家として活躍されており、
『熱帯建築家 ジェフリー・バワの冒険』の著者でもあります。
過去には『アマン伝説 創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命』や『箱根富士屋ホテル物語』を出されるなど、
日本のみならず世界各国のリゾートホテルを体験し、雑誌や書籍で執筆されています。

ツアーでは、この書籍で紹介された場所も巡ります。

バワの代表的な建築の一つに、ヘリタンス・カンダラマホテルがあります。1991年に建てられた、バワ最高傑作と言われるホテルです。

ヘリタンス・カンダラマホテル

写真提供=山口由美

また、ヘリタンス・カンダラマ。バワの建築で唯一、内陸に造られたホテルです。自然との一体感をモットーとしたこのホテルはやがてはジャングルの中に埋もれるように設計されました。写真の踊り場はバワのお気に入りの場所だったようです。

ヘリタンス・カンダラマ

写真提供=村田直子

このツアーは、今回で3回目の開催。土地の魅力を存分に生かした5つのホテルに宿泊することができたり、移動中でも山口さんによる「特別バワ講座」が予定されているなど、バワの魅力をすべて知り尽くしたい! と思っている方には絶好のチャンスです。

過去にツアーへ参加した2名の方へ、感想を寄せていただきました。

近年日本でもジェフリー・バワの人気が高まっています。バワが国際的に有名になったのはリゾートホテルによるところが大きいでしょう。バワは楽園づくりの名手と呼ばれています。彼が手がけたリゾートホテルは建築そのものより、その雰囲気がその土地の魅力を引き出し満喫させてくれます。滞在してみると建築の役割とは本来こうあるべきなのだと実感します。
かつて日本にもバワの作品がありました。1970年大阪万博セイロン(スリランカ)館です。建築の学生たった私も見た覚えがあります。白い格子にアクセントカラーがちりばめられたさわやかなパビリオンでした。バワの自宅であるNo.11やルヌガンガは、骨董趣味と揶揄されることもあります。そのデザインの乖離は同一人物の設計とは思えないくらいですが、バワの神髄はとびきり上質な感性にあると思います。感性を磨くには体験しかありません。山口さんと一緒に訪れたスリランカは、理論を超えた建築の未来を考えるきっかけになりました。

半田雅俊建築設計事務所 半田雅俊さん

 


 

今年も山口由美さんと巡るバワツアーが開催されます。私は、去年の第2回に参加しました。自然と一体となったバワ建築のホテルでは、朝夕異なるロケーションを眺め、インフィニティプールに入り、時には虫やイグアナも現れるなど、スリランカの湿気と熱気の中にいながら、欧風のエスプリも感じつつ過ごした贅沢な時間でした。

なかでも、最高のおもてなしをいただいたのは、山口由美さんのバワ解説です。企画した旅行会社の橋迫さんも一緒になり、二人の女史がまるで掛け合いのようにして、バワの幼少期のことから始まり、家族のことや私生活に至るまで、それからスリランカという地のことも、詳しく楽しくお話してくださいました。そんなバックボーンを知って体験できるバワ建築は、格別なものでした。
また、アポが取れたということで、バワの初期の作品である幼稚園やバワのお兄さんが拓いたという庭園も見学するという、サプライズオプションもありました。(今年はわかりませんが……)

本当に、身も心も頭もバワに浸れる旅でした。おすすめです。

MOON設計 村田直子さん
ヌルガンガ

夕陽に照らされたテラスのフランジパニの木の下で、静かな時間が流れます。(写真提供=村田直子)

スリランカ、バワの魅力を肌で体験してみませんか?

プログラム日程
2018年6月2日(土)〜6月10日(日)
お申し込み締め切り
2018年4月25日(水)
問い合わせ先「“山口由美と巡るバワ旅”事務局」(株式会社セレンディピティ倶楽部内)
TEL:03-3476-7207
e-mail:mail(半角アットマークを入れてください)serendipityclub.jp

詳細はこちらのパンフレットをご覧ください。

【4/18・19】近畿・春の勉強会

もっと、建築でやろうよ。

春の京都・大阪・和歌山で建築の勉強会ツアーを開催します。申込書(PDF)はこちらから!

日時 4月18日(水)11:50 JR山崎駅に集合

近畿、建築、春の勉強会 三澤康彦・三澤文子、建築見学会

建築事例を通じて木の家を見直す。

京都郊外の山崎から、阪南、和歌山まで、4つの建物を爆裂ツアー。

1.京都郊外 大山崎・上の田の家
設計/酒井敬洋 施工/ダイシンビルド 案内人/清水一人(ダイシンビルド 代表取締役)
2.和歌山 びおハウスHモデルハウス
設計/半田雅俊 施工/和秋建設 案内人/松原美樹(手の物語)他
3.和歌山 高積山の見える家
設計/瀧川建築デザイン事務所 施工/和秋建設 案内人/前田純(和秋建設 代表取締役)
4.阪南 柿の木荘(三澤康彦 遺作)
三澤康彦さんが逝ってもうすぐ一年。珠玉の遺作を三澤文子さんの解説を受けながら見学します。木の家の極意を学ぼう。

直面する焦眉の課題を解き明かす。

「2019年問題」とは、2012年にスタートした再エネ固定価格買取制度(FIT制度)が来年保証期間が満期となることを指しており、今後、ユーザーは電力会社と相対取引化を余儀なくされます。
売電価格は、当初1kWhあたり48円でしたが、1kWhあたり10円程度になると言われており、電力会社の取引拒否もないとはいえず、また機器の劣化による更新に対しては補助金も期待できないことから、ZEHに言う創エネのエースである光発電がどうなるのか行方の不透明さが伝えられています。経産省と機器メーカーは、蓄電池開発や、かしこい利用のためのHEMS普及に走り出していて、それらは、今後補助金対象機器となるでしょう。
スマホ世代が愉しめる流れの醸成と、短サイクル性の実態と、長いスパンに応えられる建築的手法の関係性と、それらの選択の幅について可能性と現実を探り出すことは焦眉の課題です。
そのためには、まず実態をよく把握した上で、「幸せな住まいとは何か?」という視点に立って、これらの機器について調べ、それぞれが見解を持たなくてはなりません。
勉強会では、これらの機器の最新情報と開発動向について佐塚昌則より、また、工務店と住まい手の幸せについて小池一三より報告をさせていただき、意見を交換したいと考えています。

【開催内容】

■ 日時
4月18日(水)11:50 JR山崎駅集合〜19日(木) 15:00 阪南解散
■ 会場
和歌山 加太淡嶋温泉「休暇村 紀州加太」・大阪阪南「柿の木荘」
■ 参加費/29,800円/人(税別)

♠2018・春の勉強会・申込書

 

【4/9・10】つくば・町づくりプランナー養成講座を開講

あなたも、まちのプランナーになりませんか?

ランドスケープ・プランタゴ代表の田瀬理夫さんとぷらん・にじゅういち代表の趙海光さんを講師に招き、茨城県つくば市にてプランナー養成講座を開講します。申込書(PDF)はこちらから!

日時 4月9日(月)11:50集合・10日(火)15:00まで
場所 つくばエクスプレス「つくば駅」

景観・造園、町づくりプランナー講座・田瀬理夫・趙海光

景観、造園、風景学

講座A 街なかに里山コミュニティをプランする。

街なかのL字用地に「里山のある町角」を計画する (趙海光・ぷらんにじゅういち アドバイザー・塾長:田瀬理夫)
千葉県柏市の街なかの、家が建て込んだ土地。この土地に、住まい手どうしのコミュニティーを育む「里山のある町角」をプランニングします。昔の町家は、各戸は前面道路と接し、お隣の建物と接し、というものでした。しかし、今の建築基準法は、道路後退・隣地境界からの後退が強いられています。これを逆手にとり、それによって生じた空き地を積極活用する方法を、趙さんは「現代町家」で方法化しました。「集まって住む」魅力を現代に活かす一つの方法です。

講座B 区域指定用地に「セルフ農家住宅」をプランする

土間のある平屋×農ある生活を計画する(塾長:田瀬理夫)
課題設定の対象とする土地は、つくば市により区域指定(都市計画法の規定に基づく開発行為の許可等の基準に関する条例)された区域。旧集落の中に「里山のある町角」をテーマに住宅地計画を作成し、講師の田瀬さんと一緒に検討します。田瀬さんからは、課題設計に入る前に、設計のための材料や、幾つかの手法についてお話いただきます。

座学に先立っての報告会

1. 冒頭挨拶/研究会への期待 塚本康彦(つくば・桜中部地区まちづくり協議会会長)
2. 「積極郊外」をプロデュースする 小池一三(里山住宅博プロデューサー・町の工務店ネット代表)

【開催内容】

■ 会場
・つくば市のとある集落の古民家にて
・筑波山温泉 双神の湯「筑波山江戸屋」
■ 参加費/45,000円/人(税別)

♣里山のある町角 プランナー養成講座・申込書(PDF)

大橋香奈さん ドキュメンタリー上映会のお知らせ

住まいマガジン びお編集部のある浜松へ引っ越したのは、昨年の7月のこと。その後夫となるパートナーを東京から呼び、家族ごと移動したのでした。へへへ。

一見思い切った決断のようでいて、私たちは私たちなりに「理想の暮らし」を考えて住まいを移ししました。そんな私たちのように、ふつうの家族でも、あらゆるライフイベントを機に「移動」することがあります。その「移動」のたびに、家族とは何か、考え直すことも多いのではないでしょうか。

住まいマガジン びおにて、大橋香奈さんにより連載中の『“Families” on the moveー移動する「家族」の暮らし方』では、4回にわたってインド・ネパール料理店のビサールさん一家の物語が紹介されました。

団地で見つけた「理想の暮らし」|ネパールから来たビサールさんの物語(1)
日本の「お母さん」|ネパールから来たビサールさんの物語(2)
スパイスと祭壇|ネパールから来たビサールさんの物語(3)
新たな移住の決断|ネパールから来たビサールさんの物語(4)

ビサールさんがどんな思いで日本に来たのか、そしてどんな思いで暮らし、また新たな新天地へと旅立ったのか。まるで映画のストーリーを覗くようにドラマチックにお話が展開します。(未読な方は今読もう!)

そんなお話を聞かせてくれる著者大橋さんが、ビサールさんをはじめとするさまざまな「移動する家族」を博士研究を通じて追いかけて来た成果を、ドキュメンタリー映像として作成されました。(どうやらとっても泣けるらしい。)先日、大橋さんが所属する研究会の研究発表会が横浜・みなとみらいにて行われたのですが、今度は千葉・HELLO GARDENで上映されることが決まったそうです。

■上映日:2/23(金)
■上映場所:HELLO GARDEN(千葉市稲毛区緑町1-18-8)
■上映スケジュール:詳細は未定。午後に3回上映する予定とのこと。
■入場料:無料

■作品タイトル:〈移動する「家族」(“Families” on the move)〉
世界で国境を越えて移住する人びとが増加し続けています。異国の地に移動した人びとは、母国や他国で暮らす「家族」と国境をまたがるトランスナショナルな交流を続けます。本研究は、移住した人びとが生きる「トランスナショナルな生活世界」がどのように成り立っているのか、「トランスナショナルな家族」がどのように維持されているのかを映像で描き出すことを目的としています。5人の協力者を対象に、それぞれに1年間に渡る調査を実施し、彼/彼女と協働して映像を制作しました。彼/彼女の、移住と家族をめぐる物語をご覧ください。

今後も各地で上映会が開かれると聞きます。観たいけど遠くの街まで行けない!という方は、自分の街でも上映してもらえるかも!? 私も浜松で上映できないか、聞いてみよう!

興味のある方は、ぜひお知らせください^^(志)

「堀部安嗣 建築の鼓動」上映会と堀部安嗣展

「住まいのグラフィティ」で2回登場いただいた堀部安嗣さん。彼が手がけた建築作品を紹介する堀部安嗣展、そして14の建築作品を紹介する短編ドキュメンタリー映画「堀部安嗣 建築の鼓動」の上映会と堀部安嗣さんを囲む会が静岡県浜松市で開催されます。

堀部安嗣展

日時 2018年3月15日(木)~2018年3月18日/13時~17時(最終日16時まで)
住所 静岡文化芸術大学西棟1階ギャラリー(静岡県浜松市中区中央2-1-1

映画上映と堀部安嗣さんを囲む会

日時 2018年3月16日(金)17時~20時30分
上映会と囲む会の詳細はこちら(静岡文化芸術大学のホームページ)まで。(甲)

画像と情報は静岡文化芸術大学の「堀部安嗣 建築の鼓動」上映会と堀部安嗣展を開催します(3月15日から)より。

住まいのグラフィティ

Vol.1  guntû(ガンツウ)  堀部安嗣建築設計事務所
Vol.12  鎌倉大町の家 堀部安嗣建築設計事務所

びお俳壇【大雪】募集!

大根引き大根で道を教へけり 一茶

古くから日本人は季節の言葉を使ってあいさつをしてきました。俳句が季語を使うのは季節のあいさつをするため。
「大雪の折」や「大雪の候」など、手紙で使う形式化された時候のあいさつは、そんな季節のあいさつの名残りです。

住まいマガジンびおは二十四節気や七十二候のこよみをもとに、住まいと生活の視点から旬な話題を届けてきました。
これって、あなたへ季節のあいさつをしてきたということ、です。
もうそろそろ、あなたから季節のお便りをいただきたいな、なんて思いました。
そこでこの「びお俳壇」を企画しました。二十四節気ごとに十七音の俳句をあなたに応募していただき
おもしろいな! たのしいな! すごいな! かっこいいな! こんなことあるの!と思った俳句を選んで掲載させていただきます。
そんな思いつきに、参加してみませんか?
というわけで、あなたの投句をお待ちしております。(甲)

応募要項

テーマ 冬の季語を使う。
締 切 2017年12月6日(水)23時59分
掲 載 冬至、2017年12月22日(金)12時に特選1句・入選3句程度を住まいマガジンびお (https://bionet.jp/) で掲載します。特選受賞者には賞品として粗品を贈呈いたします。
選 考 びお編集部員が選考し、寸評をつけます。

下のフォームから投句をお願いいたします。

びお養成塾2期生募集開始

大変お待たせしました。びお養成塾2期生を募集いたします。

毎度おなじみ流浪の番組「タモリ倶楽部」に出演されたGPS地上絵の達人石川初さん、ものさすの編集長中庭佳子さん、『ローカルメディアのつくりかた』の著者影山裕樹さん、そしてびおで絶賛連載中の半田雅俊さんなど豪華な講師陣を迎え、「工務店ホームページをはじめてみよう」から「お客様とつながるメディア」までをサポートします。

これからの工務店とメディアをつくるのは、あなたです!

日時 12月6日(水)10時開始、8日(金)16時終了(2泊3日)
会場
6日
自由学園明日館(東京都豊島区西池袋2-31-8)
7・8日
グランドシティ池袋(東京都豊島区東池袋1-30-7)

 

ジャパンホームショー2017

ジャパンホーム&ビルディングショー2017

手の物語と町の工務店ネットは共同でジャパンホームショー2017に出展します。

会期:2017年11月15日(水)〜17日(金)
会場:東京ビッグサイト
※ 無料で来場していただく方法はこちら→来場するには

びおソーラーハウスの模型や稚内逸品-メソポア珪藻土-の展示のほか
町角シートや里山住宅博 in TSUKUBAの展示、そして、住まいマガジン「びお」の展示もあります。

詳細は……
http://tenomonogatari.jp/event/jhs2017/

japan home&building show2017

味岡伸太郎展 富士山麓20景

あいちトリエンナーレ2016で、味岡伸太郎さんの作品はご覧になりましたか?
土に魅せられ、土を画材として絵を描く味岡伸太郎さんの個展が11月に、東京と豊橋で開催されます。

富士山麓の20か所で土を採取、
東京側の5か所で採取した土で描いた絵を、東京で「富士山麓20景之内五」として
愛知側の15か所で採取した土で描いた絵を、豊橋で「富士山麓20景之内十五」として
展示します。

東京

RED AND BLUE GALLERY
東京都中央区新富1-5-5トーア新富マンション102
11月10日(金)-12月9日(土)
火~金 12:00-19:00/土 12:00-18:00/日・祝・月休廊
11月10日(金)17時よりトークショー&オープニングパーティ。

豊橋

Gallery SINCERITE
愛知県豊橋市向山大池町18-11
11月3日(金)-26日(火)11:00-18:00 水曜休廊
11月3日(金)15時よりトークセッション&オープニングパーティ。[味岡伸太郎と土と絵画]味岡伸太郎×櫻井拓(ART CRITIQUE

◊ 味岡伸太郎さんによる町角シートもあります。
Vol.5  町角シート 味岡伸太郎 花頌抄 1


土によるドローイング、産土うぶすなという言葉が思い浮かびました。(甲)

びお養成塾一期生会のお知らせ

びお養成塾一期生のみなさんへお知らせです。

工務店勤務のweb女子と女子系男子30名が
北は北海道、南は九州から
京都に集った8月。
ともに学び、ともに汗を流し、ともに写真を撮り
お店に入れば壁材や構造について話した、4日間。

あの時の仲間と、東京で、再会できる機会を設けました。
びお養成塾一期生の同窓会、です。

びお養成塾第一期生会開催決定!

2017年11月16日(木)~11月17日(金)

詳細はコチラ
びお養成塾第一期生会
※ クリックするとpdfのダウンロードがはじまります。

町の工務店ネット総会2017開催

共感ネットワークへ!

11月14日(火)~15日(水)
東京で町の工務店ネット総会2017が開催されます。
「この工務店なら、自分たち家族に合った家を実現してくれる」
という共感の輪を広げるにはどうすればよいか?
その鍵となる設計技術、そして工務店発信力について解きほぐします。

町の工務店ネット総会申込書
※ クリックするとPDFファイルのダウンロードがはじまります。