びお通信

【4/18・19】近畿・春の勉強会

もっと、建築でやろうよ。

春の京都・大阪・和歌山で建築の勉強会ツアーを開催します。申込書(PDF)はこちらから!

日時 4月18日(水)11:50 JR山崎駅に集合

近畿、建築、春の勉強会 三澤康彦・三澤文子、建築見学会

建築事例を通じて木の家を見直す。

京都郊外の山崎から、阪南、和歌山まで、4つの建物を爆裂ツアー。

1.京都郊外 大山崎・上の田の家
設計/酒井敬洋 施工/ダイシンビルド 案内人/清水一人(ダイシンビルド 代表取締役)
2.和歌山 びおハウスHモデルハウス
設計/半田雅俊 施工/和秋建設 案内人/松原美樹(手の物語)他
3.和歌山 高積山の見える家
設計/瀧川建築デザイン事務所 施工/和秋建設 案内人/前田純(和秋建設 代表取締役)
4.阪南 柿の木荘(三澤康彦 遺作)
三澤康彦さんが逝ってもうすぐ一年。珠玉の遺作を三澤文子さんの解説を受けながら見学します。木の家の極意を学ぼう。

直面する焦眉の課題を解き明かす。

「2019年問題」とは、2012年にスタートした再エネ固定価格買取制度(FIT制度)が来年保証期間が満期となることを指しており、今後、ユーザーは電力会社と相対取引化を余儀なくされます。
売電価格は、当初1kWhあたり48円でしたが、1kWhあたり10円程度になると言われており、電力会社の取引拒否もないとはいえず、また機器の劣化による更新に対しては補助金も期待できないことから、ZEHに言う創エネのエースである光発電がどうなるのか行方の不透明さが伝えられています。経産省と機器メーカーは、蓄電池開発や、かしこい利用のためのHEMS普及に走り出していて、それらは、今後補助金対象機器となるでしょう。
スマホ世代が愉しめる流れの醸成と、短サイクル性の実態と、長いスパンに応えられる建築的手法の関係性と、それらの選択の幅について可能性と現実を探り出すことは焦眉の課題です。
そのためには、まず実態をよく把握した上で、「幸せな住まいとは何か?」という視点に立って、これらの機器について調べ、それぞれが見解を持たなくてはなりません。
勉強会では、これらの機器の最新情報と開発動向について佐塚昌則より、また、工務店と住まい手の幸せについて小池一三より報告をさせていただき、意見を交換したいと考えています。

【開催内容】

■ 日時
4月18日(水)11:50 JR山崎駅集合〜19日(木) 15:00 阪南解散
■ 会場
和歌山 加太淡嶋温泉「休暇村 紀州加太」・大阪阪南「柿の木荘」
■ 参加費/29,800円/人(税別)

♠2018・春の勉強会・申込書

 

【4/9・10】つくば・町づくりプランナー養成講座を開講

あなたも、まちのプランナーになりませんか?

ランドスケープ・プランタゴ代表の田瀬理夫さんとぷらん・にじゅういち代表の趙海光さんを講師に招き、茨城県つくば市にてプランナー養成講座を開講します。申込書(PDF)はこちらから!

日時 4月9日(月)11:50集合・10日(火)15:00まで
場所 つくばエクスプレス「つくば駅」

景観・造園、町づくりプランナー講座・田瀬理夫・趙海光

景観、造園、風景学

講座A 街なかに里山コミュニティをプランする。

街なかのL字用地に「里山のある町角」を計画する (趙海光・ぷらんにじゅういち アドバイザー・塾長:田瀬理夫)
千葉県柏市の街なかの、家が建て込んだ土地。この土地に、住まい手どうしのコミュニティーを育む「里山のある町角」をプランニングします。昔の町家は、各戸は前面道路と接し、お隣の建物と接し、というものでした。しかし、今の建築基準法は、道路後退・隣地境界からの後退が強いられています。これを逆手にとり、それによって生じた空き地を積極活用する方法を、趙さんは「現代町家」で方法化しました。「集まって住む」魅力を現代に活かす一つの方法です。

講座B 区域指定用地に「セルフ農家住宅」をプランする

土間のある平屋×農ある生活を計画する(塾長:田瀬理夫)
課題設定の対象とする土地は、つくば市により区域指定(都市計画法の規定に基づく開発行為の許可等の基準に関する条例)された区域。旧集落の中に「里山のある町角」をテーマに住宅地計画を作成し、講師の田瀬さんと一緒に検討します。田瀬さんからは、課題設計に入る前に、設計のための材料や、幾つかの手法についてお話いただきます。

座学に先立っての報告会

1. 冒頭挨拶/研究会への期待 塚本康彦(つくば・桜中部地区まちづくり協議会会長)
2. 「積極郊外」をプロデュースする 小池一三(里山住宅博プロデューサー・町の工務店ネット代表)

【開催内容】

■ 会場
・つくば市のとある集落の古民家にて
・筑波山温泉 双神の湯「筑波山江戸屋」
■ 参加費/45,000円/人(税別)

♣里山のある町角 プランナー養成講座・申込書(PDF)

木造オフィスの最前線
掛川市森林組合新事務所へ行ってきました。

立春を迎えてもなお冷え込みの厳しかった2月上旬。この日はこよみ通りの春らしい陽光に恵まれました。びお編集部は、浜松市の事務所から車で1時間半ほどの距離にある掛川市をめざしました。目的地は、昨年にウッドデザイン賞2017(ソーシャルデザイン部門の建築・空間・建材・部材分野)を受賞した「掛川市森林組合新事務所」。設計は、びおでも「住まいのグラフィティ」で作品を紹介してくれている、浜松市在住の建築家村松篤さんです。

村松篤

この日は、(公社)日本建築家協会の東海支部・静岡地域会(JIA静岡)の主催で、見学会と講演会が企画されていました。じつは見学会と講演会の前、朝から掛川市周辺の施設を回りながらのバスツアーが組まれていたのですが、びお編集部は午前中の予定を済ませてからの現地集合。お昼過ぎには現地付近に到着し、取材先の「掛川市森林組合新事務所」から200mほど離れた場所にある「しばちゃん牧場」で昼食をとり散歩もし、アヒルや牛や山羊や猫と戯れるという、プチ観光を満喫してしまいました。(スタッフ全員、癒しを求めていたのでしょうかね。)

 


 

さて、これが「掛川市森林組合新事務所」です。もともとあった事務所は、今の敷地から約1.3キロ離れたところにありました。今回、事務所の老朽化に伴い新築されたのが、この新事務所です。

会場入りすると、まだバス組は到着していないようです。しばらく事務所の周りを散策しながら見学していると、大型バスから大勢の人が降りてくるのが見えました。50名近くの参加者が集ったそうで、大盛況。早速始まった村松さんの解説に、皆さん一人ひとりが熱心に耳を傾けていました。
村松篤, 掛川市森林組合
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びお編集部の「ゆる〜く住まい談義 」(1)

住まいマガジン びおの企画会議の中で、編集部の3人(編集の林・デザイナーの阿部・編集長の尾内)の共通点はなんだろうと考えたところ、「まだ持ち家がない」3人であるということがわかりました。それぞれに結婚し家庭を持ちながら、マンション住まい。そんな持ち家がないメンバーだからこそ伝えられることは何か。私たちの等身大の視点を大事にした企画作りがしたい。そこで、まずはどんな住まい感・住宅感を持っているのか話をしてみようというゆるい会です。

今回は、現状の様子とそもそも家に対する憧れについて話しました。

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「ヤドカリプロジェクト」第1号お披露目&セミナーに参加してきました

先週末、以前びおで紹介させてもらった「ヤドカリプロジェクト」の第1号が完成したというので、
そのお披露目会と、今後中古住宅を取得しようと考えている人向けの住宅取得セミナーに参加してきました。

ヤドカリプロジェクトとは、①空き家を買う。②資産価値を回復させるため空き家を全面的にリフォームする。③自宅兼事務所として使用したあと転売し、利ざやを元手に次の空き家を買う。これを繰り返しヤドカリのように移動しながら空き家を次々によみがえらせていくプロジェクトです。

こちらがそのプロジェクトの1号目のお宅。浜松市の市街地からも徒歩圏内の住宅街にあります。

 

外観。とても急な坂の中腹にあります。この坂のことを白坂さんは「がんばり坂」と言って、小さな頃から親しんでいたとのこと。


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