びお通信

晴明・玄鳥至のまとめ   
歌丸大暴走!…他

猫と玄鳥至

2019年の「晴明(せいめい)の初候・玄鳥至(つばめきたる)」は今日までです。つばめが南からやってくる頃をいいます。つばめが軒先に巣を作るとその家は繁栄すると言われていますね。つばめは春と共に幸せを運んでくるのかもしれません。

びおの歳時記

晴明 4/5~4/19 玄鳥至 4/5~4/9

晴明・玄鳥至

ちいきのたより 第33回

米酢「仁尾酢」醸造元田野屋中橋造酢株式会社

昔の風情残る町・仁尾

香川県三豊市 菅組さん

全国の工務店さんが交代で連載する「ちいきのたより」第33回は香川県三豊市の菅組さんでした。菅組さんがある香川県三豊市仁尾町には、明治から昭和初期に建てられたと思われる家がいまだ多く点在しています。それは長い年月を越えて初めて表現できる味わいのある風景。そこにはただ古いだけではなく、人々の暮らしや歴史が色づいて染み込んだような空気があるのでした。

2019.4.5公開

びおの七十二候

玄鳥至・つばめきたる

玄鳥至・つばめきたる

木版画/たかだみつみさん
文/びお編集部

今候は、春のセーターを一生懸命編む姿を思い出す俳句たちを紹介。女性のやわらかさ、優しさが春の暖かさにも似て優しい気持ちになります。もう一つは「菜種梅雨」について。いい香りがしそうな雨です。

2019.4.6公開

ジャパネスク 富士屋ホテル物語 第11話

富士屋ホテルしゅんしゅん画

一の十一

文/山口由美さん
画/しゅんしゅんさん

祐司の娘であり、作者の由美。由美は母裕子と富士屋ホテルに距離を置きたいという気持ちがあった。富士屋ホテルという大きすぎる存在。そして母裕子の病気。思春期の由美が抱えるには重すぎるものであった。

2019.4.7公開

我輩は歌丸である。 第19回

ハチワレ猫と桜


3年に一度のイベントでしょ?

永田花さん

今回は、いよいよ3度目の大脱走劇のお話。なんと決行されたのは、極寒の二月深夜。寒い中がんばる花さんにエールを送りつつ、我が道を行く歌丸にはやっぱりほっこり。

2019.4.8公開

以上、晴明・玄鳥至のまとめ読みでした。

春分・雷乃発声のまとめ読み   
とびっきり渋い句…他

猫と雷乃発声

2019年の「春分(しゅんぶん)の末候・雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」は今日までです。 春雷しゅんらいが鳴り響くころです。よくひょうを伴います。冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」という呼び名もあるそうです。

びおの歳時記

春分 3/21~4/4 雷乃発声 3/31~4/4

春分・雷乃発声

ちいきのたより 第32回

積み木で遊ぶ子ども

日本三大美林・天竜材の魅力を伝える

静岡県浜松市 入政建築さん

全国の工務店さんが交代で連載する「ちいきのたより」第32回は静岡県浜松市の入政建築さんでした。地元の天竜杉は「人工の日本三大美林」と言われ良質な杉。建設時に出るこの美林の端材を捨ててはもったいないということで、何かいいアイデアを考え出したようです。さて、どんなものが生まれたのでしょうか?

2019.3.31公開

びおの七十二候

雷乃発声・かみなりすなわちこえをはっす

雷乃発声・かみなりすなわちこえをはっす

イラスト/いざわ直子
文/びお編集部

今候は、とびっきり渋い句を。と言いつつも半分はメザシの説明ですが。ぜひ、焼いたメザシと日本酒を愉しみながらどうぞ。

2019.4.1公開

ジャパネスク 富士屋ホテル物語 第10話

純粋で底なしの無邪気しゅんしゅん画

一の十

文/山口由美さん
画/しゅんしゅんさん

祐司の妻、富士屋ホテルの一人娘裕子。初めて会った祐司はその浮き世離れしたお嬢様の態度に少し驚きもした。虎造を送り出した後に、ふとそんな妻との出会いから思い出した裕司であった。

2019.4.2公開

びおの珠玉記事 第46回

山高神代桜(エドヒガン)


ソメイヨシノだけが桜ではない

びお編集部

桜といえば「ソメイヨシノ」。気象庁の「開花宣言」もソメイヨシノで行われます。ではソメイヨシノはいつどうやって生まれたのでしょうか?そして他の桜にはどんなものがあるのでしょう?

2019.4.3公開

以上、春分・雷乃発声のまとめ読みでした。

山口由美さんの出版情報

住まいマガジンびお連載中の「ジャパネスク富士屋ホテル物語」の著者 山口由美さんの新刊が新潮社より発売されました。

昭和の品格 クラシックホテルの秘密 山口由美/著

雲仙、蒲郡、川奈、横浜、東京――いつかは泊まりたい5つの「ストーリーのあるホテル」をたっぷりのビジュアルでご案内。大正から昭和初めに生まれた名建築に名意匠、最高のホスピタリティや居心地の良さ、そして物語の数々。最新ホテルでは味わえない独自の魅力を再発見しよう。朝ごはん、料理、お菓子、カクテルの名物競演も見どころ。

【本書の内容より】

◆美しきランドスケープとともに刻まれる記憶
雲仙観光ホテル、蒲郡クラシックホテル、川奈ホテル

◆物語が始まる場所
ホテルニューグランド、東京ステーションホテル

◆なぜ、日本のクラシックホテルは”特別”なのか

◆5つのホテル競演!
完璧なオムレツのある朝ごはん、伝統の名物料理、人気No.1特製お菓子、物語を生んだカクテル

発売日 : 2019年3月29日
価 格 : 1,674円(税込)/新潮社刊
A5判ー128頁
ISBN978-4-10-469204-0
新潮社
山口由美
山口由美さん
1962 年、神奈川県箱根町生まれ。富士屋ホテル創業者は曽祖父にあたる。慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、海外旅行とホテルの業界紙誌のフリーランス記者を経て作家活動に入る。旅とホテルをテーマにノンフィクション、小説、紀行、エッセイ、評論など幅広い分野で執筆。大学での講演なども行っている。日本旅行作家協会会員。日本エコツーリズム協会会員。
主な著書に『日本旅館進化論 星野リゾートと挑戦者たち』(光文社)、『箱根富士屋ホテル物語』(小学館文庫)、『アマン伝説 アジアンリゾート誕生秘話』(光文社知恵の森文庫)、『勝てる民泊 ウィズコロナの一軒家宿』(新潮社)など多数。

山口由美 富士屋ホテル関連作品
●『箱根富士屋ホテル物語』
●『百年の品格 クラシックホテルの歩き方』
●『考える旅人 世界のホテルをめぐって』
●『クラシックホテルをめぐる昭和史』

富士屋ホテル物語
ジャパネスク富士屋ホテル物語
日本最古のクラシックホテル富士屋ホテルを舞台に創業者一族を活写する、壮大な物語。
富士屋ホテルは 2年にわたる創業以来初めてとなる全館の大幅なリニューアル工事が完了し、2020年7月15日グランドオープンしています。

書籍発売のお知らせ一覧
山口由美さんの本「勝てる民泊: ウィズコロナの一軒家宿」発売のお知らせ
山口由美さんの本「勝てる民泊: ウィズコロナの一軒家宿」発売のお知らせ

設計士さんから「この家、もう一度夏を越したら、シロアリで腐るよ」と言われてしまった山口さんのご実家の離れ。ここから山口さんの民泊作りが始まりました。ドキドキハラハラの体験記。民泊のなんぞやがわかります。民泊の予定がない方も楽しめる内容です。
「月刊ホテル旅館」発売のお知らせ
「月刊ホテル旅館」発売のお知らせ

びおで好評連載中のジャパネスク富士屋ホテル物語 作者の山口由美さんが月刊ホテル旅館2020年9月号にて富士屋ホテルの耐震改修の全貌を書かれています。
多くの著名人に愛され、いくつものドラマがあった富士屋ホテル。なかなか見ることのできない歴史ある旅館の大改修の裏側。
考える旅人 世界のホテルをめぐって
「考える旅人 世界のホテルをめぐって」発売のお知らせ

旅とホテルを主なテーマとする旅行作家の山口さんが、世界中を旅しながら考えたことを綴ったエッセイ集。テーマはオリンピック、アジア、箱根などと多岐にわたり、ホテルの物語を読む楽しさを提供するとともに、知的好奇心を刺激する一冊です。『月刊ホテル旅館』で好評連載中のエッセイを書籍化!
昭和の品格 クラシックホテルの秘密
「昭和の品格 クラシックホテルの秘密」発売のお知らせ

雲仙、蒲郡、川奈、横浜、東京――いつかは泊まりたい5つの「ストーリーのあるホテル」をたっぷりのビジュアルでご案内。大正から昭和初めに生まれた名建築に名意匠、最高のホスピタリティや居心地の良さ、そして物語の数々。最新ホテルでは味わえない独自の魅力を再発見しよう。朝ごはん、料理、お菓子、カクテルの名物競演も見どころ。

【大好評発売中!関連書籍のご案内】

百年の品格 クラシックホテルの歩き方

山口由美 著

『百年の品格 クラシックホテルの歩き方』

A5判ー128頁
定価 1,620円(税込)/新潮社刊
ISBN978-4-10-469203-3

箱根、軽井沢、日光、奈良ーーわずか数時間の旅先で見つかる、優雅で心和む一日。回転扉の向こうにひろがる「ほんもの」の秘密、教えます!名物料理、カレー、お菓子、カクテル、朝ごはんの食べ(飲み)くらべは必見。ドレスコード、洗練された振る舞い方の基本マナー案内付き。

春分・桜始開のまとめ読み   
ぼたもちとおはぎの違い…他

桜と猫

2019年の「春分(しゅんぶん)の次候・桜始開(さくらはじめてひらく)」は今日までです。ちょうど桜のソメイヨシノが満開のこの時期。桜の香りにはリラックス効果、抗菌作用など体にも良い成分が見つかっています。桜の下でそれを体に取り入れながらご飯を食べるとより一層効果が高いとか。この時期限定の貴重な健康効果ですね。

びおの歳時記

春分 3/21~4/4 桜始開 3/26~3/30

春分・桜始開

ちいきのたより 第31回

がんばろう朝倉・東峰

朝倉・水のふるさと

福岡県朝倉市 建築工房悠山想さん

全国の工務店さんが交代で連載する「ちいきのたより」第31回は福岡県朝倉市の建築工房悠山想さんでした。ペシャワール会によってアフガニスタン復興支援の灌漑用水モデルとして活用されている、世界的にも貴重な灌漑設備の山田ぜきや、220年も存続している水車。そのほか、2017年に起きた九州北部豪雨災害の復興がまだまだ行われている朝倉市近辺の様子も紹介していただきました。がんばれ!朝倉・東峰!

2019.3.26公開

びおの七十二候

桜始開・さくらはじめてひらく

桜始開・さくらはじめてひらく

イラスト/祖父江ヒロコ
文/びお編集部

今候は、桜の花ではなく桜餅を詠んだ句を紹介します。
2つ目の記事はぼたもちとおはぎの違いや、彼岸のお話です。お餅ばっかりですね!

2019.3.27公開

ジャパネスク 富士屋ホテル物語 第9話

赤い竜の彫刻しゅんしゅん画

一の九

文/山口由美さん
画/しゅんしゅんさん

虎造の話どころか、虎造そのものが何か夢か幻のようにも思えてしまいそうな気がした祐司。額に汗がにじむほど体が火照ったのは、薄日によって気温が高くなったからだけでは無い。今聞いた話に自分が興奮しているからだと気づいたのでした。

2019.3.28公開

ぐるり雑考 第29回

山と霞


真剣さが足りない

西村佳哲さん

SNS疲れとでも言うべきか、他人の評価を気にして疲れるのは幸せとは程遠い感じがします。自分自身に集中して全力を出さざるを得ない状況になれば、無駄に悩むことも無くなるのかもしれないのですね。自分のすべきことに真剣に生きようと思いました。

2019.3.29公開

以上、春分・桜始開のまとめ読みでした。

春分・雀始巣のまとめ   
フランスの不動産の省エネラベリング 他

桜の木の上でくつろぐ猫

2019年の「春分(しゅんぶん)の初候・雀始巣(すずめはじめてすくう)」は今日までです。雀にとっての繁殖期を前に、雀が巣を作り始める頃。桜の木にもよく見かけますが、これは桜の蜜を吸っているんだそう。

びおの歳時記

春分 3/21~4/4 雀始巣 3/21~3/25

春分・雀始巣

ちいきのたより 第30回

肥料袋とブロックで補強した丸蜜洞

春の羽音

島根県吉賀町柿木村 リンケンさん

全国の工務店さんが交代で連載する「ちいきのたより」第30回は島根県吉賀町柿木村のリンケンさんでした。リンケンさんが楽しんでいる日本みつばちの養蜂。日本みつばちは西洋みつばちに負けてしまい、全国的に少なくなっています。保全の意味も込めて日本みつばちを育てているリンケンさん。これからも頑張って欲しいです。蜜洞専用びおソーラーの開発もできたらいいな!

2019.3.21公開

びおの七十二候

雀始巣・すずめはじめてすくう

雀始巣・すずめはじめてすくう

木版画/たかだみつみ
文/小池一三

魚上氷うおこおりをいずるでも紹介した釈迢空しゃく ちょうくうの歌を再び。ここ遠州にもゆかりのあるお話と、後半は、たかだみつみさんの桜の木版画の元に桜の俳句とお話を取り上げます。

2019.3.22公開

ジャパネスク 富士屋ホテル物語 第8話

orchidroungeしゅんしゅん画

一の八

文/山口由美さん
画/しゅんしゅんさん

ノンフィクション大賞に輝く「旅する作家」山口由美さんの長編連載小説第8話。
虎造は神風楼の人間関係を話し続けます。祐司には少しづつ虎造や遊女を取り巻いていた環境が理解できてきたようです。

2019.3.23公開

ところかわれば

パリのアパルトマンのエネルギー消費度の表示


フランスの不動産の省エネラベリング

森弘子さん

フランスの不動産を選ぶときに参考にされる『EU Energy Labelling』。表示が義務付けられているエネルギー消費量の度合いを示すラベリングです。日本の何倍も環境に対する意識が違うようです。

2019.3.24公開

以上、春分・雀始巣のまとめ読みでした。