びお通信

立春・黄鶯睍睆のまとめ   
ニャルソックしてるのはどの子でしょう?

猫と黄鶯睍睆

2019年の「立春(りっしゅん)の次候・黄鶯睍睆(うぐいすなく)」は今日までです。「こうおうけんかんす」とも読まれます。ウグイスが鳴き始める頃と言う意味。ただ、日本のウグイスが鳴き始めるのはもう少し暖かくなってからです。しかも、ウグイスとメジロを間違える人が多く、何が何だか。

びおの歳時記

立春 2/4~2/18 黄鶯睍睆 2/9~2/13

立春・黄鶯睍睆

びおの七十二候

黄鶯睍睆

黄鶯睍睆・うぐいすなく

木版画/たかだみつみさん
文/びお編集部

リニューアルする前の住まいマガジンびおから七十二候の黄鶯睍睆のお話を紹介。ウグイスのお話や前田夕暮、石川啄木のお話などから「びお」らしい黄鶯睍睆をお届け。

2019.2.9公開

我輩は歌丸である。 第17回

庭をパトロール中のハチワレ猫歌丸

今日も僕が地球の平和を守ったね!

永田花さん

地球防衛軍の猫部門に所属していると豪語するハチワレ猫歌丸。今日も(こわごわ)お庭とベランダと玄関前をパトロールしています。歌丸くんのおかげて今日も地球は平和を守られたよ!ありがとね!

2019.2.9公開

ちいきのたより 第24回

倉敷児島ジーンズロッカー

つなげ!繊維のDNA

岡山県倉敷市 運船建設さん

全国の工務店さんが交代で書くちいきのたより。今回は岡山県倉敷の運船建設さんに有名なジーンズストリートの辺りを紹介いただきました。ジーンズは有名で知っている方も多いと思いますが、制服の多くも同じ倉敷の児島周辺で作られているとか。もしかしたら日本の衣服をこの一地域が担っているのかもしれません。

2019.2.9公開

F・LL・ライトに学ぶ ヴィンテージな家づくり 第15回

三角モジュールの家Palmer house

三角モジュールの家 Palmer邸(1950)

半田雅俊さん

建築家半田雅俊さんによる、フランクロイドライトの建築を紹介する連載の第15回。個性的な正三角形のユニットで構成された平屋建ての家。しかしPalmer氏がライトの建築の魅力を『刺激的な要素が調和を保っていること』と言っているように、落ち着きと開放感の調和があり不自然さを感じません。現在は、一般に貸し出され宿泊することができます。機会があればおすすめです。
www.flwpalmerhouse.com

2019.2.10公開

びおの珠玉記事 第43回

藤原鎌足

名字の日

びお編集部

2月13日は「名字の日」ということで、「苗字」の成り立ちなど調べてみました。名字と苗字、これも違いがありますね。どんな意味があるのでしょうか。

2019.2.12公開

以上、立春・黄鶯睍睆のまとめ読みでした。

立春・東風解凍のまとめ   
山口由美さんの小説が連載開始!

湖と猫

2019年の「立春(りっしゅん)の初候・東風解凍(はるかぜこおりをとく)」は今日までです。暦が立春になり、暖かい春風が吹き出し池や川の水を溶かし始める季節となりました。

びおの歳時記

立春 2/4~2/18 東風解凍 2/4~2/8

立春・東風解凍

 

新連載:ジャパネスク 富士屋ホテル物語 第1話

富士屋ホテル

一の一

作:山口由美さん
画:しゅんしゅんさん

ノンフィクション大賞(『ユージン・スミス水俣に捧げた写真家の1100日』にて受賞)に輝く「旅する作家」山口由美さんと「ツバキ文具店」の挿絵で知られる素描家しゅんしゅんさんによる小説の連載が始まりました。山口さんの出自である箱根の老舗ホテル富士屋ホテルの奥深い歴史を語る内容に引き込まれます。二十四節気ごとの更新を予定しています。

2019.2.4公開

びおの七十二候

暦の上では春。猫も恋をする季節です

東風解凍・はるかぜこおりをとく

びお編集部

東風解凍より「びおの七十二候」と題して、七十二候ごとにその時季ならではのエピソードや豆知識などを紹介する連載が始まりました。今回は前日が立春ということで、節分と立春にまつわる句や文学のお話が綴られています。

2019.2.5公開

「ていねいな暮らし」カタログ 第23回

窓と本

「食」のプロセスを知る——『PERMANENT』

阿部純さん

阿部純さんの『「ていねいな暮らし」カタログ』前回に引き続き、リトルプレス『PERMANENT』についてです。この冊子の魅力の一つである食のプロセスを共有するということを、阿部さんはどのように捉えたのでしょうか。

2019.2.6公開

びおの珠玉記事 第42回

loveyouチョコレート

バレンタインは旬か?

びお編集部

今回は間近に迫っている「バレンタインデー」を取り上げています。今や国民的行事となっているこのイベントの成り立ちや、そこから『旬』や『記念日』ということについても考察しています。

2019.2.7公開

以上、立春・東風解凍のまとめ読みでした。

大寒・鶏始乳のまとめ    
とうとう七十二候も最後

猫と鶏

2019年の「大寒(だいかん)の末候・鶏始乳(にわとり はじめてとやにつく)」は今日までです。春の気配を感じたニワトリが卵を産み始める時期と言われています。とうとう七十二候も最後の候。2月4日の立春からは「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」という第一候が始まります。鶏は古来より、神や精霊の時間である夜と、人間の活動する昼との境目である夜明けを知らせるため、霊鳥だと考えられてきました。
そんなことからも、鶏は長い冬の終わりを告げるのにふさわしい動物なのかもしれません。

びおの歳時記

大寒 1/20~2/3 鶏始乳 1/30~2/3

大寒・鶏始乳

こよみの色

大寒 梅鼠うめねずみ #C099A0

鶏始乳 孔雀青くじゃくあお #00708E

 

ちいきのたより 第23回

神通川がドーンっ!とリビングから見えている

美しき富山、再発見

富山県富山市 建築工房 アシストプラスアルファ

全国の工務店さんが交代で書くちいきのたより。第23回目は大寒の寒さの中、貴重な晴れ間を使って富山市の建築工房 アシストプラスアルファさんがサイクリングで市内を紹介。いたち川沿いでは名水を汲んでいる人々や、大勢のお客さんで溢れかえった「世界一美しいスタバ」がある富山運河環水公園など地元の普通の暮らしの中に、昔から大事に受け継がれてきた場所、歴史などを感じたそうです。神通川を眺められるモデルハウスからの景色も、世界一美しいスターバックスに負けないほど美しいと思いますが。

2019.1.30公開

ぐるり雑考 第27回

ベッカライ・ビオブロート

いい家のような

西村佳哲さん

西村佳哲さんの「ぐるり雑考」今回は、神戸方面へ出掛けた際の素敵な出会いについて語られています。西村さんがそこで出会われたのは、芦屋の「ベッカライ・ビオブロート」のパン職人。西村さんは『いい家のような人』と表します。この表現の仕方がまた西村さんらしくて、納得してしまいます。

2019.2.1公開

びおの珠玉記事 第41回

紅筆を持てる女(橋口五葉)

冬の土用

びお編集部

皆さんは『土用の丑の日』が夏だけではないことを知っていますか?今回のびおの珠玉記事は、冬の土用のお話です。そこから『旬』のものについて、お話が展開していきます。これを読めばまた一つ、豆知識が増えますよ。

2019.2.2公開

以上、大寒・鶏始乳のまとめ読みでした。

大寒・水沢腹堅のまとめ   
熨斗目色は市川團十郎の役者色

凍った川

2019年の「大寒(だいかん)の次候・水沢腹堅(さわみず こおりつめる)」は今日までです。沢に流れる水も凍る厳冬の時期。「春隣り」というこの時期を表す言葉があります。寒い冬がそろそろ終わり、春がもうすぐそこまで来ているという意味です。あと少し。頑張りましょう。

びおの歳時記

大寒 1/20~2/3 水沢腹堅 1/25~1/29

大寒・水沢腹堅

こよみの色

大寒 梅鼠うめねずみ #C099A0

水沢腹堅 熨斗目色のしめいろ #175B66

 

びおの珠玉記事 第39回

流氷

最低気温の日

びお編集部

この時期にピッタリのテーマ「最低気温の日」をお届け。最も低い温度が記録された日や気候変動、次世代エネルギーの話まで出てきます。読むと何だか寒さが増しそうですが、読み応えは充分ですよ。

2019.1.25公開

びおの珠玉記事 第40回

黒電話とメモ帳と鉛筆

「3分10円」だったころ、電話はみんなのものだった。

びお編集部

1890年に東京・横浜で電話サービス開始されてから、著しく電話を取り巻く環境が変化しています。1980年代にプッシュ式が一般に広がり、今では携帯だけで済むようになり、固定電話が無い家庭が増加しています。30年後はどうなるのか予測もできませんが、予測のタネになるかと、とりあえずここ数十年の状況を辿ってみました。

2019.1.28公開

以上、大寒・水沢腹堅のまとめ読みでした。

大寒・款冬華のまとめ 藍色の季節

雪から頭を出したふきのとう

2019年の「大寒(だいかん)の初候・款冬華(ふきのはなさく)」は今日までです。「かんとうはなさく」とも読まれます。ふきのとうの蕾が雪の中から顔を出す頃という意味。

びおの歳時記

大寒 1/20~2/3 款冬華 1/20~1/24

大寒・款冬華

こよみの色

大寒 梅鼠うめねずみ #C099A0

款冬華 藍色あいいろ #165E83

 

ちいきのたより 第22回

花鶴ヶ丘海岸

福岡にある長崎

福岡県古賀市 長崎材木店

「都会」と「田舎」のいいとこどりができる町にあるという長崎材木店さんの地域をご紹介いただきました。有名な地域では無くとも、そこには人々の暮らしにちょうどいい空気感があるようで、暮らしやすさとは何かをふと考えてみたくなります。

2019.1.20公開

森里海の色

ヤブコウジ

木版画が彩る世界「ヤブコウジ」

版画/たかだみつみさん
文/佐塚昌則

雪景色に映えるヤブコウジ。藪柑子と書きます。寒い時期に赤い実を付けるその姿から太陽を思い浮かべるからか、ほんのり暖かさも感じます。冬に暖かい家を叶える空気熱ソーラーについても書いています。

2019.1.21公開

ところかわれば

キッチンのリノベーション

フランスのアパルトマンのリノベーションとDIY

森弘子さん

森弘子さんの「ところかわれば」今回は友人家族のアパルトマンを通してフランスにおけるリノベーション・DIY事情を詳しく教えて下さっています。IKEAのキッチン設備のインストールまで自分たちで行うなんて、さすがフランスです。

2019.1.22公開

住まいのグラフィティ 第46回

ninkipen!一級建築士事務所

「と」

ninkipen!一級建築士事務所さん

今津康夫さん設計の大阪府郊外の箕面市の住宅を紹介。家を建てる前からあった多くの木々を一年中楽しめる緑の環にするなど、内と外との繋がりを大切にしているのが伝わってくる温かい住まいです。設計における美しさはもちろん、空気熱ソーラー「びおソーラー」も搭載されて寒い冬も暑い夏やわらかく快適な空気で過ごせるのも特長です。森の中にいるようなお家です。

2019.1.23公開

以上、大寒・款冬華のまとめ読みでした。