今候のまとめ読み

小雪・虹蔵不見のまとめ読み

猫とにじかくれてみえず

2018年の「小雪(しょうせつ)の初候・虹蔵不見(にじかくれて みえず)」は今日までです。 
陽の光が弱くなり雨が少なく乾燥するため、太陽の光とそれを反射する空気中の水滴のダブル効果で虹ができにくくなる季節です。「冬の虹」は見ることが難しいレアということですね。
頑張って空を見つめていたらいつか見えるかな?

びおの歳時記

小雪 11/22~12/6 虹蔵不見 11/22~11/26

小雪・虹蔵不見

こよみの色

小雪 砂色すないろ #dcd3b2

・砂のような灰色かかった薄い黄色。日本の海岸に広がる平均的な砂の色をさします。

虹蔵不見 枯草色かれくさいろ#e4dc8a

・その名の通り枯れた草のような、暗い黄緑系の色。枯れ草色とカーキは同じ色として扱われる場合もありますが、カーキのほうが暗く灰色っぽい雰囲気があります。

びおの珠玉記事

ホテリアアルト

上質なホテルに泊まりました。

小池一三

益子義弘さん、河合俊和さん、大竹慎太郎さんの3人の建築家が設計を担当したホテリアアルト。「ホテリ」は、フィンランド語でホテル、アアルトは波という意味です。大屋根が印象的な木造の建物は、専門家が建築的にワクワクする建物なんだそう。

2018.11.22公開

森里海 木版画が彩る世界

黐の木

黐の木(もちのき)

版画 たかだみつみさん

「モチノキ」からは、その名のとおり「とりもち」がとれます。モチノキには赤く小さな実がなります。この実をめがけて野鳥がやってきます。木の実が赤などの目立つ色をしているのは、鳥を引き寄せるためです。まあこれも、ある意味とりもちといえるでしょうか…?
垣根としても使用され、潮風に強いことから海岸沿いの防風林としてや、葉に水分が多いことから防火樹として使われることもあるそう。

2018.11.23公開

色彩のフィールドワーク:もてなす緑 第19回

グランサンクタス淀屋橋正面

まちをつなぐ洗練された緑——オフィスビルや集合住宅が建ち並ぶ淀屋橋駅界隈

加藤幸枝さん

今回の色測定に選ばれた建物は、大阪市のグランサンクタス淀屋橋。低層部分が元大阪農工銀行という金融機関だったマンションです。建物の「際(きわ)」にある緑がどのような効果を生み出しているのか加藤さんが探りました。

2018.11.24公開

住まいのグラフィティ

吹抜けに面した書斎

Vol.43 北山の家

A.C.E.波多野一級建築士事務所

京都の上賀茂神社の山が望める立地に、周囲と溶け込みながらのびやかなスケールを持つ家が誕生しました。光、風、季節を充分に取り入れられるこの家にはどのような工夫がされているのでしょうか。

2018.11.25公開

以上、小雪・虹蔵不見のまとめ読みでした。